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鑑賞*房総の陽の香を放ちあらせいとう

阿部 悦子           

春を先ゆく房総から、春の日差しごと届けられたような新鮮なストックの花。
その強い香りが暖かな房総の空と海を連想させる。
春そのものが届けられたようだ。
「放ち」が効く。

(岡田 耕)

(俳句雑誌『風友』令和三年九月号)

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