丘の上カウンセリングルーム

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丘の上カウンセリングルーム

http://www.okacounseling.com 現在、臨床心理士、公認心理師によるオンラインカウンセリングを行っています。ご自身のこと、ご家族のこと、お仕事のこと、お子さんのことなど何でも構いませんのでお気軽にご相談いただければ幸いです。

最近の記事

日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッションを読んで

ラジオで昨年末の今年の一冊に選出されていた本を先日、ようやく読み終わった。読んでいる途中で何度も立ち止まり、自分の中にある偏見やステレオタイプ、差別意識などを眺めたり、自身が行っているかもしれないマイクロアグレッションについて、考えたりということをしていた。 マイクロアグレッションは、日常の中でさりげなく続けられている、多くの場合は相手を傷つけようという意識なく行われる、他者に対する差別や攻撃などのことで、それは私自身、とても身に覚えるのあることばかりだった。女性として、日

    • 誰かを頼ること(私的なこと)

      カウンセリングや心理援助の仕事をしてますが、実は私自身、誰かを頼ったり、助けを求めて声をかけると言うことがとても苦手でした。 元々、年齢の近い三兄弟の長子として生まれたことで親を頼りづらかった生育歴があり、相談を受けたり頼られることは得意でも、誰かを頼ることはとても苦手な性格で、なにもかも自分でが習い性になっていました。 そのため、いざ誰かの助けが欲しいと感じた時も相手の迷惑を考えたり、これぐらいなら自分で解決出来るのではないかと考えて人を頼らず、人を頼る経験を積まなかっ

      • 心理カウンセリングとは何?

        心理士によるカウンセリングを受けたことのない方にカウンセリングのイメージを聞くと「心のもちようなどのアドバイスをもらう」「気持ちを聞いて貰って楽になる」「悩みを解決してもらう」と言ったことが挙げられることが多いと思います。 以前よりもハードルが下がった感はあるものの、心理カウンセリングは未だに、受けてはみたいものの何をすればいいのか分からない、と言われるもののような気がします。 初回カウンセリングで「話したいことがまとまらないので受けられない」「何を話したらいいか分からず

        • 誰かに相談をすることについて

          カウンセリングの仕事をしていると「誰にも相談出来なかったので話せて楽になりました」「気持ちを聞いてくださる方がいて助かりました」と声をかけていただくことがとても多いです。カウンセラーとしてはお役に立てたなら嬉しいと思う反面、人はこんなに悩みや心配事などを誰かに相談しにくいんだなぁと感じます。 今回は、悩みの相談しにくさについて、考えてみたいと思います。 誰かに悩みを相談がしにくい5つの理由 1.相手の負担になりたくない 2.話してもきっと理解して貰えない 3.どう話し

        日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッションを読んで

          初めまして、丘の上カウンセリングルームです。

          丘の上カウンセリングルームは2022年3月26日にまずはオンラインにて開室しました。 私たちが新型コロナウィルスの脅威に出会ってから丸2年が経とうとしています。なかなか出口が見えない中でカウンセリングルームを開室することに迷いもあったのですが、オンラインでのカウンセリングを行なっていらっしゃる先人の方々に励まされ、今日、この日に開室の日を迎えました。 オンラインでのカウンセリングには視線や表情の読み取りが難しかったり、カウンセリングの二人の人間でその場を共有するということ

          初めまして、丘の上カウンセリングルームです。