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勉強のやる気が出ないのは仕方ない?やる気がでない理由3選と、3つの対処方法

「勉強しなきゃ。でもやる気が出ない。」
「あと、10分だけゆっくりしたら始めよう」

「やべ、ゆっくりしすぎた」

そんな経験をあなたも一度はしたことがあるんじゃないでしょうか。勉強しなきゃいけないのはわかっているけど、InstagramやTikTokは勝手に誘惑してきます。

ちょっとだけ。
と、TikTokに手を伸ばしたら「もうこんな時間⁉︎」なんてことも。

今回は、そんな勉強しなきゃと思っているけどやる気が出ず、勉強ができないあなたへ『やる気がみなぎる勉強方法』をお伝えしていきます。

このnoteを書いている人:
岡内 大晟(おかうち たいせい)
大阪生まれ。高等学校教諭一種免許取得。

教育実習にて、社会に出るための勉強を教えるはずの自分(教師)が、全く社会のことを知らないことに葛藤を覚え、サラリーマンの道へ。
400人以上の経営者へのインタビューを経験し、『型にハマらない』行動や選択をしている人が社会で大成していることを実感し、『可能性を伸ばす教育』を高校生に提供することを自身のミッションにする。

現在は、AO入試専門塾で高校生を対象にAO入試のサポートを行う
(※正式には総合型選抜入試ですが、以下AO入試と表記しております。)

▼勉強のやる気が出ない理由①
時間がありすぎるから

勉強のやる気が出ない理由は「時間がありすぎるから」です。

例えば、朝。

「あと5分で家をでないと遅刻する、やばい」

となっている状態って、頭フル回転していますよね?

なんとか、間に合わせようとあらゆる効率化を考え行動していくはず。

また、夏休みの宿題もコツコツ毎日やっていれば余裕で終わるのに、最終日まで手をつけず、最終日に地獄をみる。なんてことも経験したことありませんか。

このとき、「終わらせなきゃやばい!」という感情が前面にでてくるため勉強のやる気がでない、なんてことにはならないはずです。


このように、人はタイムリミットが迫っているときに、集中力が研ぎ澄まされます。

これを勉強にも応用してみましょう。


例えば
・観たいドラマがあと30分で始まる
・友達と遊ぶ予定を夕方からあるから、あと3時間しか自由な時間がない

など、どうしても遅れたくない予定をわざと先に入れてしまいます。

その予定を実現するために、脳が効率化を図ろうとするので、勝手にやる気スイッチがONされるという仕組みですね。


明日は学校もないから1日中自由な時間がある。そこで勉強がんばろう。

こういった思考は要注意です。
◯時間しかないという状況を作り出してみてください。

【やる気スイッチをONする時間術 例】

・友達と22:00から電話する約束がある

・家の電気が23:00には消えてしまう

・20:00時から大好きな芸能人のインスタライブが始まるからリアルタイムで必ずみる

・明日は友達と旅行にいくから、宿題を終わらせないと・2日後に英語の試験があるけど、明日は彼女とデートしたいから今日しか勉強する時間がない

・1週間後に中間試験が始まるが、試験期間中も部活のために体を動かしたいから朝の電車の時間しか勉強する時間がない


【番外編】

もし親御さんが、この記事を読んでいたらぜひお家で試してもらいたいのが、「21時以降は勉強するな!」といったような制限をもうける発言です。

よく、「勉強しろ」「勉強やっているか?」と言ってしまいがちですが、それでは子供のやる気が損なわれます。これを逆転の法則で「◯時以降は勉強するな!遊べ!」というと、「え〜〜宿題終わらないよ」となぜか勉強する前提の回答が変えってくるはずです。

勉強のやる気が出ないときは、時間がない状況を作る。これを試してみてください。


▼勉強のやる気が出ない理由②
勉強しなくても困らないから

勉強のやる気が出ない理由は「勉強をしなくても困らないから」です。

「なんでやるのか?」「やる意味あるのか?」そんな想いがある状態ではやる気スイッチは存在すらしません。

では、逆にしないと困る状態を作り出せばいいのです。どうすれば、勉強しないと困る状態を作り出せるでしょうか?

例えば、
・SNS上で「今日は◯◯をやります」と公言し、やっていないと恥ずかしい状態を作り出す。

・友達と20:00~オンライン上で画面だけ共有し、お互い勉強しているかどうかチェックしあう。

・もし次のテストで85点以上取れなかったら携帯没収。など自分ルールを決め、家族に共有する。

などなど
自ら勉強しないと困る状態を作り出すことができれば、自然に勉強に方向が向きます。

勉強はやらされてやるものではなく、自ら求めて学ぶものです。勉強をしたくなるように自分自身の思考や行動をハックすることは将来の役にも立つスキルなので、ぜひ習得していきたいですね。

勉強のやる気が出ないときは、勉強をしないといけない状態をつくる。これを試してみてください。


▼勉強のやる気が出ない理由③
勉強に対してワクワクしていないから


勉強のやる気が出ない理由は「勉強に対してワクワクしていない」です。

小さいころは、勉強することに対してワクワクしていた時期があったはずです。例えば、ずっと星座の本を読み、夜になると星を探したり、日本の戦国武将にハマり本を読み漁ったり。など。

学ぶことに関して、嫌気が刺すことを知らなかった当時は、勉強に対してワクワクした気持ちがあったはずです。今、取り組んでいる勉強にワクワクできていないのは「何のための学びなのか?」を描けていないからではないでしょうか?

あなたは、その勉強の先にあるワクワクした未来を描けていますか??

【(科目別)どう将来に繋がるのか】

▪️国語
 →コミュニケーション+交渉術
  +人の気持ちを理解すること
  +文章力

▪️
数学 
 →ロジカルシンキングによる思考の整理
  +人を納得させる伝え方
  +お金の計算

▪️英語
 
 →多様な社会でのコミュニケーション
  +英語圏の情報をキャッチアップできる

▪️理科 
 →生きていく上での術
  +サバイバル能力

▪️社会 
 →新しいアイディアを生み出すための知識
  +失敗を繰り返さないための教訓


あくまで個人的見解にはなりますが、5教科から身につけられるスキルは将来の役に立ちます。今回は一例ですので、あなたなりの見解を考えてみて、日々の勉強へのやる気に繋げてみてください。

それでは、勉強へのやる気が出ない理由を理解したところで、次は3つの対処方法を説明していきます。

<勉強のやる気がでない時の対処法>

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①「10分だけ」と決めてとにかくやり始める


やり始めたら意外とスラスラできるようになった経験はありますでしょうか?飛行機でも離陸のタイミングは、強いエネルギーがないと飛べず、離陸後は安定しますよね。

同じようにやり始める瞬間が一番大変なのです。10分だけでいいので、やり始めるその一歩を踏み出してみてください。

②「毎朝6:00〜勉強する」とルーティーンを決める


毎朝、歯を磨くことが億劫ではなく、やらないと気持ち悪くなっているように人は習慣化されると勝手にその行動を行います。

例えば、部活の朝練で毎朝5:00には起きていたのに、引退して8:00に起きるようになったら、もう5:00起きの生活に戻れなくなった。こんな経験はありませんか?

習慣化がもたらす人への影響はとても強いです。暑い日でも、寒い日でも、遊びたい日でも「この時間に必ず勉強をする」と決め、習慣化してみましょう。


③簡単な問題を早押し問題にして解く


目の前の問題が難しすぎると、やる気を損ねてしまうこともあるでしょう。しかし、簡単すぎると楽しくない。そこで、簡単なレベルの問題を早押しで解くことをおすすめします。

例えば、英語の単語。
日本語から英語に訳す問いを10問一括りとして、何秒で解けるか測ってみましょう。

この際、友人と競うようにゲーム感覚で行ってもいいかもしれません。

早押しは、頭の回転を早めることや、脳の活性化にも繋がるので一石二鳥の価値があります。ぜひ試してみてください。


▼まとめ

今回は、勉強のやる気がでない理由とその対処方法をお伝えしてきました。

やる気がでないのは、べつにごく普通のことです。誰にだって、その経験はあるでしょう。大事なのは、その状態から解決できる術を身につけているかどうかです。

今回の記事を参考に、自分なりのやる気の出し方を身につけて行ってくださいね。


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