ルール馬鹿
この3年間くらい続けてること、習慣にしていることと言えばラジオを聴くことぐらいだ。
一週間に7番組位聞いているので、ほぼ毎日聞いてるといってもいいと思う。
その中でも、月曜日の深夜01:00~03:00までの時間帯には、ラジオの帝王と呼ばれる伊集院 光さんの番組がある。
すごく面白いので是非聴いてほしい!もう知ってるよって人は友達になってほしいw
その中で伊集院さんが自分を称するときに使われた言葉がこの
ルール馬鹿だ
自分で決めた、もしくは決められたルールを破れないというものだ。
例えば分かりやすく言うと下の写真の色が濃い所しか歩いちゃいけないというルールを自分の中で作るとする
最初は順調にいくのだが、ある時にこの石畳が終わって、普通の道になったときに、最後の濃い色の石の上で30分ほど固まってしまったのだという笑
その話を聞いたときに、すごく共感したのを覚えている。
私も若いころ初デートに行くときにルートを作り、タイムスケジュールをこなすことで相手の女の子をヒールで25000歩歩かせたことがある・・・。
なぜそんなことをしたのか。。。
決まりだから。
それ以外の言葉が見つからないのである。
もちろん2度目のデートはなかった・・・。
そりゃそうだ.
恐らく次の日、女の子は血豆の一つや二つ作ったことだろう。
そういう融通の利かなさが自分の中にはあるのだ。
現在、私のいるハノイでもロックダウンがなされている。
飲食店はもちろん休業されているし、デリバリーも禁じられている。
しかし、ライセンスがあれば弁当も売っていいのだという。
むしろ配達もしていいことになった。なんか勝手にルールの改定がされているのだ。
基本的に仕事も在宅ワークのはずだ。なのに出勤している人もちらほらいる。
一体これはどういう現象なんだ。
例えばバスケの試合中に4歩歩いて、トラベリングのアピールを審判にしたら、試合中にルールが変わって4歩歩いていいようになった。ノーファウルと言われているような気持ちだ。
審判ちゃんといえよってなる。
そして、今度5歩歩いた所を審判に指摘しようとすると、もう審判がいないのである。
常に先に反則したほうが有利になっていくこの現象。
いや分かっている。こんな体験一度や二度じゃない。
正直者が馬鹿をみる世の中だってことは重々承知している。
恐らく少数派であるだろうが、いるであろうルール馬鹿の皆様、
大丈夫、ひとりじゃない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?