まずはこれ。自分を大切に出来るようになるために。

「自分は自分!」と思えるようになるには、
「他人は他人」と思える必要があるのかもしれない。

人の言動を見て、それを下らないとか、バカみたいだとか、
よくあんなこと出来るなと思わないということ。

もっと言えば、あの人には勝ったなとか、
自分はあそこまで酷くないなと安心したりだとか。

そんな風に他人のことを見ていると、
気がつけば自分のことも自分でそんな風に評価している。

その言動下らなくない?私。
それで出来るって言っちゃうんだ私。
あの人には勝てないよね私。

いろんな考え方、価値観があって当たり前だし、
何をどう表現して生きるかは個人の自由。

何より、自分をさらして生きている人の方が
いろいろ思われても、経験や失敗からどんどん学び
パワーアップしていく。成長が早い。

かつ、失敗もさらしているから、
それを見ている周囲から結局のところ共感されやすいし、
応援されやすい。

他人は他人。
その人達が表現している言動の背景には、
様々な成功や失敗、挫折から得た学びがあり、
生きる過程で備えた術・スキル・技・信念があり、
その裏にはぬぐえない恐れ・不安があり、
無意識か意識的にか、それらが目の前で起こる言動に繋がっている。

それを否定したり評価したりすることは出来ない。
人生そのものだから。

同じことが自分にも言える。
自分が感じ、考え、想い、願うことを、
または恐れ、不安に思うことを、
誰からも否定されたり評価されたりすることは出来ない。
それらが私の人生の賜物だ。

私はそう考えた。私はそう感じた。
そこに良い悪いはなく、
これまで生きてきた私から生まれたもの。

もちろん、自分の足りないところや視野の狭さなど、
伸びしろに対する助言・アドバイスは有難く受け止め、
糧にしていくけれど。

人のことを尊重する。そうすると自分も尊重できるようになる。

どちらが先でもいいけれど、
他の人に対する自分の感じ方を観察する方が、
最初は理解しやすいかなと思う。




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