ご近所さん家の愛犬が旅立った日
去年の11月中旬のおはなし。実家のすぐ近くに住むおばあちゃんは一人暮らしで、一匹のわんちゃんを飼っていた。おそらく雑種犬だったのかな。17才という年齢もあって活発ではなく、いつも落ち着いているわんちゃんだった。
おばあちゃんの60才の還暦祝いの時、息子さんが連れてきてくれたそう。息子さんは遠くで生活しているため、おばあちゃんの旦那さんが亡くなってからはわんちゃんと、二人三脚で暮らしてきた。目は少しずつ見えなくなっていたみたいだけれど、つい数ヶ月前まではわずかな距離のお散歩を