【OUT DOOR EXERCISE 「蜂」　8つの対策】

ALOHA～！　講師歴30年超え・メディア出演3500本超えの
姿勢改善ダイエットの専門家☆ウォーキングポッドキャスターＯ:Ｋ.和男.です！

前回のコラムでは「蚊」に刺されやすい人と刺されにくい人は何が違うのか？刺されにくくする方法と、刺されてしまった時の対処法をお伝えしました。（まだお読みでない方は、是非合わせてご覧ください）

コロナ禍における体力維持向上のためのトレーニングとして、人気のアウトドア・アクティビティ。実は気になる「虫対策」。「蚊」に続いて今回は「蜂」の対策方法をお伝えします。

≪日本のキケン生物は？≫

前々回の記事で、世界中で人類を最も多く殺している生き物の第1位は「蚊」であるとお伝えしました。日本国内で見ると違う生き物です。なんだかわかりますか？

日本で最も多く人の命を奪っている動物。それは「蜂」です。
1989年（平成元年）から2017年（平成29年）までで蜂に刺されて亡くなった方は746人（年平均≒25人）／厚生労働省の人口動態調査

日本にいる≒4,500種類の蜂のうち刺す可能性があるのは≒50種類。特に危険なのは、スズメバチやアシナガバチなどです。

≪8つの「蜂」対策≫

1：黒い衣服を着ない（白っぽい色、薄い黄色など明るい色の方が攻撃を受けづらい）

2：油断しがちな帽子の色も衣服と同様です、黒い帽子はやめましょう。

3：大前提として巣に近づかないこと（蜂を驚かせないこと）

4：野外での甘いジュースはキケン、匂いに集まってくることがあるので注意しましょう

5：香水や整髪料をつけないようにしましょう

6：登山前には、事前に刺された時のシュミレーションをしておきましょう

7：虫よけスプレーは効かないものと思い頼らないようにしましょう

8：アレルギーが気になる人は、事前に医療機関にて蜂の毒に対するアレルギー検査を行い、刺されてしまった時に蜂の毒を吸い取る「ポイズンリムーバー」やアナフィラキシー用の「自己注射製剤」を携帯しましょう

≪「蜂」に出逢ってしまったら…≫

体勢を低くして、騒がずにゆっくりあとずさりしてその場を離れましょう。私も実際に山の中で、目の前の木にとまった大きなスズメバチに遭遇したことがあります。その時は、黒い頭を白いタオルでそっと隠して、静かにゆっくり後ずさりして、難なくその場を離れることができました。

≪もしも刺されてしまったら…≫

・患部を流水で流しながら、つまみながら、しぼり洗い

・虫刺され薬（抗ヒスタミン軟膏）を塗る

・保冷剤・冷えた缶・水などで冷却する

・経過観察を続けましょう（患部以外の影響をチェック、息苦しい・蕁麻疹、などが出るようであれば、直ぐに病院へ）

アナフィラキシーショック（アレルギー性の重篤な全身症状）
以前、蜂に刺されたことがある人は出やすい傾向があります。（1回目でもアレルギーがある人はキケンです）めまい・呼吸困難・意識障害など最悪命に関わることがあります。

≪次回予告≫

次回は、アウトドア・アクティビティで、油断できないキケン生物シリーズ「マダニ」について、お届けします。
お楽しみに～。

≪便利グッズ情報≫

OUT DOORで大活躍する参考グッズです！

・TIGER エクストラクター ポイズンリムーバー

TIGER エクストラクター ポイズンリムーバー 強力型

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≪音声配信≫

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stand FM #375
【春夏Walkingを快適に♪虫対策！】

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それでは、本日も蜂に刺されないように、周囲の環境に注意して歩きましょう！
マハロ～♪

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