詩 『アシクルプロス』

脳じゃない!心臓で詩を書く人は壊される。
消費を贅沢だと思い込む人は疑わない。
出来損ない!僕はアシクルプロスで待っている。
皮膚が伸びきった人は自分の歪を疑わない。

剃刀持った手で頭を殴って現す星型の友達、
ツインテールのアマリリス。
『貴方の下手っぴな死んだフリを見れたら
静かな笑顔が破れる風船に乗っかって
遠くへ行こうと思うんだ〜。』と言う。

膨らんでいるのは誰でしょうか。
縮んでいるのは誰でしょうか。
300m下の友達の頭の皮膚が
みるみる硬くなっている。
ぼりぼりかいて出たフケが
ダンボールに梱包されている。

永遠の愛という歪な形をゆっくり見て
ノートを取って芸術を理解したと思ったら、
地面から黄色いジャガイモが飛び出てきたので
きっとお月様が魔女狩りにあったんだなと解釈した。

巨人の眉間をめがけてバッキュン!
いたずらっ子のアメリカ人が
倫理と健康に関する講義を受けている。
黒板の形がみるみるヘンテコになっていき、
おでこの辺りから白くなっていく様は
とてもおかしい。

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