写真の産まれ方#18
2019年9月末〜10月
僕はインスタグラムにこんな投稿をしました。
この投稿を見た色んな方からDM頂きました。
「そんな気持ちなら写真展するべきではない」
「辞めると言っているが、未練を感じる」
「辞めて欲しくないから拡散します」
「フォロワー増やしたいだけかよ」
「ちょっと何言ってるかわかんないです」
結論から言うと翌月11日に「撤回します!写真辞めません!」と投稿しております。
なんでこんな事言ってしまったのか。
"テーマ不在"となんかカッコつけて言ってますけど要は自分の写真に飽きてた。自信なくしてた。
そしてこの頃りっこちゃんからよく
撮られたくない
と聞いていたので
よしなら辞めよう
となりました。
後日りっこちゃんと話たら、そういう意味ではなくて写真以外でもコミュニケーションを図りたかったと説明を受けて"そういう意味だったのか"と。
早とちり、勘違いだったんですね。
この頃の僕はまだ職業カメラマンを廃業した事、失敗した事を引きずっていました。
自分の失敗をまだ認められていなかったし認めたくなかったですねこの頃は。
こんな自分には個展なんて無理かもしれない。
自信がない。でもやるって言っちゃってる。
フォロワーも全然増えない。
そうだ。無理そうな条件付けて達成出来なかったら辞めてしまえばいい...と"辞めれる口実"を探していたんだと思います。
全てから逃げようとしてこんな投稿をしておりました。
今思うとほんとマジで情けないですね。
当然のことながら、沢山のお叱りを受けました。
そんなに普段絡んでない方達からもDMもらったり
ちょっと話があるから来て!
と写真仲間に呼び出されたり、見てくれてる方達を巻き込んでやらかしてしまいました。
フォロワー数なんて関係なく、やりたきゃやれよ!自信持てよ!
って言われて確かにそうだな。と。
かなり情けない内容の投稿ではありますが、これで得た叱咤激励のお陰ですんげー考えました。
そもそもなんで俺は写真展やりたいんだっけ?
と今のクラウドファンディングの本文に書いてある文章に繋がる部分と向き合う事が出来たんです。
約2週間後の投稿
ここでようやく、どんだけお金なくても写真展は必ずやる!と決めてますね。
この出来事がクラウドファンディングの本文に書いてある
写真展開催を後押ししてくれた人がいる
の部分です。
僕が投稿をしない間毎日ストーリーズで僕の写真を投稿してくれてフォロワー増やそうとしてくれた人や、君たちの写真好きなんですと伝えてくれた人や、辞めるなんておかしい!写真展やらないなんておかしい!って言ってくれた人が居まして...
ほんとにありがたかったです。
そんな時期に撮った写真です。
りっこちゃんは何故泣いてるんですかね?
この日は夕日が久々に出てきて
夕日綺麗だなー
て言いながらシャッター切ってたら突然泣き始めて驚きました。
泣いてる所を撮った事あるけど、撮ってる時に泣かれたのは初めてでしたね。
この日の撮影で、まだまだ撮れてない写真いっぱいあるなと感じて僕は写真展開催時期を2020年の秋頃に設定しギリギリまで撮影続ける事に決めました。
他の写真は撮らない、本業以外の時間は全て写真展開催のために使おうと決めました。
そして中判カメラを買いました。
ここから本格的に写真展開催のためのクラウドファンディング作りについて考え始めて滞ってたインスタ更新もほぼ毎日、現在まで続けています。
そのキッカケをくれたのは、この投稿に反応してくれた人達のコメントやDM、電話や食事での会話です。
これがなかったらクラウドファンディング出来てないですよほんとに。
気付かせてくれてありがとうございます。
さあ、写真展「ひとり、ふたり展」開催の為のクラウドファンディング残すところ2日です!
自信を無くす前の僕が撮った写真、廃業後自信を無くした頃に撮った写真、クラウドファンディング始めてからの写真
りっこちゃんが学生だった頃の写真、進路に悩んでた頃の写真、進路を決めた後の写真、社会に出てからの写真
僕達の2年間をA464ページに詰め込みます。
ぜひ買って下さい。
クラウドファンディングはこちらから
最後まで読んで下さいましてありがとうございます!