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でち読書

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読んでるような読んでないような 元「おじさん小学生の読書メモ」
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2021年7月の記事一覧

おじさん小学生の読書メモ16回目

おじさん小学生の読書メモ16回目

「スピノザの世界」を読み終わって「スピノザの方法」を読んでいる。昼食時にKindleを読む習慣がついたので、今は「可能世界の哲学」を読んでいる。

マルクスの入門書はかなり学びがあるので、これを何かに応用できないだろうか?退職を死とみなさずに働くことができない人間は、退職の代わりに死を選ぶという仕組み、ロシアがどうしてあんなにスポーツに真剣になるのか、みたいなことが色々と分かってきた。

すぐに何

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おじさん小学生の読書メモ15回目

おじさん小学生の読書メモ15回目

「スピノザの世界」とマルクスの参考書をちょっと読んだ。

スピノザの「永遠の相」に感化されて、なんかちょっと閃いた。「因果関係と時系列を認知できる脳は一部である」ということ。

これと聞きかじった「強烈なイメージを脳は現実と区別しない」という性質を応用することで、何か自分を常に理想的な精神状態にできるのではないか?という気持ちになっている。

「私は今、最高に良い気分である」と、「最高の気分になっ

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おじさん小学生の読書メモ14回目

おじさん小学生の読書メモ14回目

今日は不調につき「スピノザの世界」だけ、あと散歩がてらAudibleで買っておいたサピエンス全史の下巻を聴いていた。

スピノザの世界観を読んだあとに、ネオ・ホモ・サピエンスの話を聞くと、妙な納得というか、まあそうなるだろうな〜という感じがしてしまう。我々が70歳とかになる頃には、200歳生きる赤ちゃんとかが誕生してるんだろうな。

倫理とかお気持ちとかをよそに、世界はそのようにしか実現しなかった

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おじさん小学生の読書メモ13回目

おじさん小学生の読書メモ13回目

昨日のカフェインの反動で集中力がねえ〜、けどまあ本を読みはする。

功利主義は参加しているコミュで読み合わせをした4章だったのでスラスラ読めた。「手段を求めるのも幸福の一部」というのは、やっぱりスピノザの「知性改善論」にあった内容を彷彿とさせる。

「めちゃくちゃ最高でエターナルな徳をゲットするためなら…」えっと、なんて言ってたっけ…

確認したら、別に「手段を求めるのも幸福の一部」みたいなことは

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おじさん小学生の読書メモ12回目

おじさん小学生の読書メモ12回目

ブックオフオンラインで注文していた本が店舗に届いたということで取りに行く。「レヴィナス 佐藤義之」と「不動産業の歴史入門」だ。

内田樹から入ったレヴィナスだが、もっと多角的に見たいと思って他の人のレヴィナス論を読みたかった。冒頭で早速、宗教的・歴史的に踏み込んだ考察はしない、とあり、ストイックな態度に期待が高まる。

不動産業の歴史入門は江戸時代から始まり、これなら興味が持てる。「沽券にかかわる

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おじさん小学生の読書メモ11回目

おじさん小学生の読書メモ11回目

昨日の予定通り、「ドゥルーズの哲学原理」「シリーズ哲学のエッセンス ライプニッツ」「ホワイトヘッドの哲学」を読む。

ドゥルーズは「ドゥルーズ 解けない問いを生きる(増補版)」を読んだり、「動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学」を読めてなかったりしているのだけど、この本はサラサラと読みすすめることができた。なぜだろう?

國分功一郎さんの本を続けて読んでいるからかもしれない。自分

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おじさん小学生の読書メモ10回目

おじさん小学生の読書メモ10回目

ということで、今日も1時間程度読書。

読み始めた入門書で、マルクスが想像以上に有機的な思想を持っていたということがわかった。人間が何かを占有している状態自体が自然ではないという主張だった。この人間の自然さを尊ぶ発想が、どうやって革命という不自然な(あるいは闘争状態が自然ということ?)運動に帰着したのかが気になる。

日本の安保闘争とかが終わった後の時代にいるので、それが何だったのかがいまいちわか

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おじさん小学生の読書メモ9回目

おじさん小学生の読書メモ9回目

毎週土曜日はまとめて本を読む日ということにした。それで1時間読書に集中できたので良しとする。ていうか1時間だったら別に毎日でもよさそうなもんだな?

当初の予定ではカフェインを解禁するつもりだったが、昨日フライングしたことと、もしかして読書にカフェインいらないのでは?という仮説を立てて、実際その通りだった。

カフェインは久々に取ると命の危険を感じるくらい興奮するのだけど、努力が明後日の方向になっ

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おじさん小学生の読書メモ8回目

おじさん小学生の読書メモ8回目

今日も「功利主義」を読みつつ、「イギリス思想叢書7 ベンサム」を読み始めてみたが、「基本的なことは別の本に書いたので…」とありズッコケる。まあ「功利主義」の関連本ということで読むからその方がいいのか?

もし自分が宅建の資格を勉強するなら、まず歴史から学ぶなあ、と思っていて、アマゾンで探したら宅建業界の雑誌に連載されていた、不動産の歴史についてのマンガを見つけた。

さらにそれがブックオフのオンラ

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おじさん小学生の読書メモ7回目

おじさん小学生の読書メモ7回目

おらー!!!再開するぞ!!!

バイトを始めて生計がなんとかなり、そのバイトのペースも落ち着いてきたので読書メモをやっていく。

最近はJ.S.ミル「功利主義」を読んでいる。割と読みやすいと思っていたところ、地元の図書館が緊急事態宣言明けで復活していたので、参考図書として「自由論」と「ベンサム」を借りてきた。ついでに何度借りても読み終わらないホワイトヘッドやらスピノザやらの関連書を借りる。

どう

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