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新首相の誕生で、海外に脱出する日本人が増えるのか

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石破茂氏が総理大臣に就任した今、日本の現役世代にとって、その未来はより厳しいものになることが予想される。石破氏が支持されている層は、主に地方の高齢者と農業従事者であり、彼の主要な政策は地方や高齢者へのバラマキが中心である。


これは、現役世代からの収奪によって成り立つ政策であり、若者にとって未来が見えない状況を一層悪化させるものだ。


まず、法人税の増税が進むことで、企業の利益は削減され、現役世代が得るべき給与の伸びは鈍化するだろう。


さらに、金融所得課税の引き上げも視野に入れているため、投資活動や資産運用により所得を得ている層にとっても負担が増える。このような状況下で、働きながらも経済的なメリットを享受することがますます困難になる


一方で、石破政権は高齢者医療費の自己負担を増やさない方針を固めている。


このような政策は、現役世代にさらなる負担を強いる一方で、社会保障制度が年々厳しさを増すことを意味する。これらの政策は、高齢者と地方に対する利益を守るために、現役世代が犠牲になる構図を露わにする。


長期的に見れば、現役世代の不満が爆発し、国家に対する信頼は失墜することが懸念される。




日本を見限る若者たち


石破政権下では、多くの若者が日本を見限るだろう。現在、世界はグローバル化が進み、優秀な人材が国境を越えて自由に移動できる時代だ。


日本国内での経済的な希望や将来性が感じられなくなれば、能力のある若者は海外でのキャリアや生活を選ぶことになるだろう。


これは日本にとって大きな損失であり、将来的な技術革新や経済発展を担うべき層が流出することで、国内の停滞がさらに深刻化する。


しかし、この現象は単に日本から若者が出て行くことだけで終わらない。多くの若者が海外で生活を始めた後、いざ日本に帰ろうと思った時には、その居場所がなくなっているかもしれない。それは、現在の日本社会が抱える問題点が解決されず、さらに悪化している可能性が高いためである。



残された日本人にできること


私自身は、現役世代や若者が日本を見限ることに一抹の寂しさを感じつつも、むしろこの流れが加速することを歓迎する立場にある。


私は、日本人が労働から解放される未来を望んでいる。現代の資本主義社会では、労働が一種の義務として課され、それに伴うストレスや疲弊が人々の生活を支配している。しかし、本来、人間は働くことだけが生きる意味ではない


テクノロジーの進化や自動化の進展により、今後労働の意義は大きく変わるだろう。


人間が働かずとも生きていける社会、つまりベーシックインカムの導入や、生産性が自動化された経済モデルに移行することで、労働から解放される社会が現実味を帯びてきている。日本でも、若者が「働かない」という選択肢を持ち、自由に自分の人生をデザインできる社会を構築する必要がある。



帰国者に居場所はない


私は、日本を脱出する若者たちが、やがて海外で新たな人生を築くことを期待している。そして、彼らが「もう一度日本に帰ろう」と思った時、そこには彼らの居場所はないだろう


それは、石破政権下で現役世代を犠牲にして維持されたシステムが、長期的に持続可能でないことを意味する。彼らが戻るべき日本は、既に彼らが望んでいた国とは異なるものになっている。


この現象が日本に対する警鐘となり、社会の再構築や若者の声を反映した新しい政策が生まれることを期待している。


日本が再び魅力的な国となるためには、労働からの解放を目指した改革が不可欠である。


そして、その改革が実現されるまで、日本を脱出する若者たちが自由に生き、帰る場所がないことを悔やむことなく、世界で輝く未来を築くことを願う。





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