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スターバックスが主催のコーヒーセミナーに参加してきました


はじめに

 こんにちは、吉村うにうにです。普段は長編小説、ショートショート、童話、エッセイ、詩などを書いております。ちなみに作品はこちら。

 今回は、表題の通り、コーヒーの勉強に行って参りましたので報告します。備忘録というか、学んだ内容を忘れないためのメモという意味合いと、このセミナー良かったのでお勧めだよという紹介(決して宣伝のつもりではありませんが)が半々です。そのような目で読んで頂ければ幸いです。

きっかけ

 ある日妻が言いました。

「ねえ、最近物価高でドリップコーヒーバッグ買うの大変なんだけど、お母さんが『コーヒー豆買って自分で淹れた方が安い』って言っているよ」

 それを聞いて考え込みました。最近のインフレの激しさは尋常じゃないと、私も思っていたのです。

「じゃあ、豆買ってペーパードリップで淹れるか。どこかで勉強してくるよ」

 私は、豆にすることには賛成ですが、ペーパードリップで淹れたことがないのです。サイフォンは使えますが、あれは準備が面倒臭く、朝の時間のない時は困ります。それに洗い物も増えるし……。そこで、どこかのコーヒーセミナーで学んでこようと思い立ちました。せっかくやるなら我流で適当なことをしたくない、そんな気持ちでセミナーを探しました。

スタバの店舗に集合

 一時間の講座で、参加費は1100円でした。参加者は私と、ある程度のお年を召したご婦人二人の三人でした。いきなり、優しそうなコーヒーの先生がやって来て、この後、予想外の出来事が!(ガチンコファイトクラブ風に)

左上がウェルカムドリンクです

 なんと、ウェルカムドリンクです。講習受けるのにウェルカムドリンク頂けるの? しかも目の前にあるバインダーとコーヒー手帳も頂いていいようです。いきなりの甘酸っぱさが私好みのドリンクを頂き、メロメロでした。ドリンクは全国10店舗しか販売していないマイフルーツというドリンクらしいです。滅茶苦茶美味しかった。しかも本来なら750円もするようです。

真面目に勉強してきましたよ

コーヒーの淹れ方

①コーヒープレス(浸漬式:しんせきしき)味わいが分かりやすい

②ドリップ式(透過式) これがペーパードリップを含み、私が学びたい内容 紙が脂を吸収するのですっきりした味

③その他 エスプレッソやサイフォンなど

プレス式で淹れ方を実演して頂きました。

分量は 豆10グラムに対しお湯180ml、湯温は92~96度 湯は軟水が良いらしい

豆は封を開けて一週間以内に使い切ること。敵は(光、熱、湿気、酸素)です。

ここはプレス式もドリップ式も同じ

挽き方

プレス式は 粗挽き

ドリップ式は 中細挽きか中挽き(もしステンレス製のドリップならばここよりちょっとだけ粗め)

プレスでの淹れ方

湯をビーカーに入れて4分待ち、フィルターみたいなのを上から押す。上の脂分は捨てる。

プレスでコーヒーを淹れています

味わい方

①香りを嗅ぐ(手でカップに蓋をして)

②音を立てて啜る

③舌の上に広げる

④自分の言葉で表現する

この日頂いたのはカフェベロナという銘柄でした。かなり苦いですが嫌な苦さではなく、酸味を全く感じませんでした。ミルクを入れると不思議なくらい苦みが消えました。苦みが苦手な人はカフェオレにするといいようです。

次に折り紙と呼ばれる、ドリップバッグでの淹れ方を教わりました。

残念ながら、今回ペーパードリップ法は講習に入っていませんでした。しかし、このドリップバッグでの淹れ方がある程度参考になります。

淹れ方


湯は140ml ストローの細さで注ぎます。普段ポットでジャーと注いでいたのを反省した次第です。20秒蒸らしてから真ん中に注ぎます。常にフィルターの7分目に湯がある状態を保って入れます。湯面が高いと(なみなみと注ぐと)さっぱり、低いと(落ち切るのを待ってから次の湯を注ぐ)と濃くなるようです。

この日はPIKE PLACEという銘柄を頂きました。柔らかく、苦みはまあまああります。酸味はわずかにします。

講習の最後にペーパーフィルターでの淹れ方の注意点を聞いてきました。

基本はドリップバッグと同じですが、湯の注ぎ方に注意してとのことでした。バッグのように真ん中にではなく、500円玉くらいの円を描くようにとのことでした。豆の分量と湯の分量はプレス式と同じでいいらしいです。

感想

 家に帰って妻に「人生一度はあの講習受けた方がいい」と力説するくらい満足でした。まず、ウェルカムドリンクで心を掴まれ、何杯もコーヒーを頂き、ケーキも一切れ頂き、お土産(袋の中には本日頂いたペーパードリップバッグが入っています)まで頂きました。

その上で、コーヒーの淹れ方の基本を学べるというお得な講座でした。知識だけなら動画や本で学べばいいですが、見学して体験して、質問して、五感で淹れたものを味わえるというのはオフラインの講座ならではの良さだと思います。

自室に入ると猫さんが「遅かったわね。あんたの鞄を置く場所なんてないからね」と言っていました。このところ家を空けてばかりでごめんねと、謝りました。

鞄を入れるスペースを不法占拠している猫さん

ここまで読んで下さり、ありがとうございます。

 

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