【ミシン縫い~A3バッグ③】茶系&白系③ 持ち手づくり
今回は、持ち手を作ります。
構造は、先日作ったえんじ色のA3バッグと同じで、下のように折り曲げた2枚の革を合体するという、コバ処理時間をゼロにさせるやり方です。
なのに、見た目がなかなか美しいという作りで、カバンの持ち手の2枚重ね構造の中ではかなり優秀な作りです。
まず、作業台に新聞紙を敷きます。
4cm×50cmに切った革を置き、中央に伸び止めテープを貼りつつ、新聞紙に固定します。
そして、センターラインを銀ペンで引きます。
ゴムのり(G17)を塗り、5分ほど乾燥させ、接着できる状態にします。
先ほどのセンターラインにめがけて革のヘリを接着していきます。
下の写真は下辺をくっ付けた図。
上辺もくっ付けます。
白系(アイボリー色・スムース)は接着完了。
茶系(ビターチョコ色・スムース)も同様にゴムのりを塗り、乾かして、くっ付けていきます。
8本分くっ付け終わりました。
1つのカバンにつき4本必要になります。
さあ、いよいよミシンの登場です。
50cmの直線縫いを8本分縫います。
一つの色に対して4本ありますが、
2枚ずつ重ねて縫っていきます。
すると、接着した時にできる中央のすき間を隠しながら、銀面のみ表に見えるようにできるのです。
はい、縫ってみました。
糸はビニモMBT#5の
チョコ色(色番号:126)と
アイボリー色(色番号:101)6mmピッチです。
うっ、やってしまった。
糸飛びが起きた。
アイボリーの方は、飛びまくっています。
これでは、お出しできないものになるので、縫い直します。
今度は手縫いにしますね。
ミシンをテーマにしているのですが、修正は手縫いの方が成功率高いので。
幸い、縫い穴は規則的に空いており、縫いピッチは正確です。
糸をすべて取り払い、手縫いで再挑戦しようと思います。
縫い直せば、大丈夫。
糸飛びのない縫い目にできると思います。
なぜか今回はミシンの神に見放されたなあ。
いつもはうまくいくのですが、、、。
では、次回、気を取り直して手縫いで参ります。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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