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【終了】5/7(日) 大阪が舞台の小説を語る読書会 第2回 角田光代『曾根崎心中』

大阪・西天満にある、”本のライヴハウス” 水野ゼミの本屋が主催する、大阪を舞台にした小説の連続読書会。
第2回の課題作品は、
角田光代『曾根崎心中』(2011年、リトル・モア)

「曾根崎心中」は、曾根崎天神の森で実際に起こった心中事件を元に、近松門左衛門が得意の「虚実の皮膜」で描いた浄瑠璃。
水野ゼミの本屋は、その心中の地から徒歩10分強の場所にあるのです。

今回の課題本は、大近松の浄瑠璃「曾根崎心中」を、ヒロインお初の視点から大胆に捉えなおした、角田光代さんの『曾根崎心中』。
キャッチコピーは、「愛し方も、死に方も、自分で決める。」
恋に命を燃やした、力強くも、切なく儚い女性の物語です。

今年2023年は、近松門左衛門三百回忌。
国立文楽劇場では、4月文楽公演で「曾根崎心中」が上演されます。
読んでから観るか、観てから読むか。
ぜひこの機会に、文楽、原作、そして角田光代さんの『曾根崎心中』を併せて楽しむのはいかがでしょうか。

開催要領

1.角田光代『曾根崎心中』を読了してからご参加ください。
当日は、作品の感想、お気に入りの場面・記述・登場人物、分からない・腑に落ちない場所などを語り合います。時には、作品とは直接に関係の無いことで盛り上がったりもします。

2.正しい読み方を求める読書会ではありません。
人それぞれ多様な読み方がありますので、お互いの意見を否定せず、尊重してください。
自分とは異なる読み方を知ることで、読みの幅を広げていただく読書会です。
他の方の意見を聴き、ひとりでは気付かなかったことを知り、再読したくなるような読書会となることを願っています。

開催日時、会場

2023年5月7日(日) 11時~12時30分

水野ゼミの本屋
大阪市北区西天満5丁目12-16 山口ビル4階 401号室

最寄り駅は、南森町 (大阪メトロ堺筋線・谷町線)。
東梅田駅、中崎町駅(大阪メトロ谷町線)から徒歩15分。
天満駅(JR環状線)から徒歩10分。

参加費

一般 700円 (税込)
学生 500円 (税込)
当日受付時に現金でお支払ください。

お申し込み

下記宛メールでお申込ください。

oitmizuno[at]gmail.com
** [at]は、@に書き換えてお送りください。

主催

大阪工業大学知的財産学部水野ゼミ

以上

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