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ただの人。本と生活のつながりを書いていきたいと思っています。/*/* 頭でっかち。読…

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ただの人。本と生活のつながりを書いていきたいと思っています。/*/* 頭でっかち。読書と図書館による救済が生きる意味。 人と話すことが好き。人間に期待している。

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質量をもたない怖さ(200622→210314)

(質量に対しては、もつという表現が正しいのだろうか) 権威や地位を得ることの恐ろしさを意識していたい。 質量をもたない「権威」や「地位」を意識することは難しいと思う。もたざる人からは常に見えているけれど、持っている人はだんだん慣れて、忘れていってしまう。 自分ではただの人間だと思っていても、「権威」や「地位」をもつことで関係性は変わる。それは必然だし、そうあるべき一面をもっている。 肩書も役職もとっぱらってしまうには、会社という概念装置を作り替えなければならない。そう

    • やっぱり、自分のために言葉に残しておいた方がいいなと思う。

      • 積み重ねるために(200906)

        暑すぎる夏が通り過ぎた。 いつも8月31日で夏が去るような気がする。9月1日になったからって気温が下がることはなく、また昨日とつながる暑い日がくるだけなのに、不思議。 雷光がビカビカと空を駆け、部屋の窓を通って私の部屋を切り裂いていく。音がない夜。わたしの輪郭がくっきりとする。 窓枠に手をかけて、どうか私のためにもう一度光ってみせてと心で唱える。この光、恐ろしくて美しい光。ひとり母の帰りを布団に潜って待った子どもの私すぐそばにいる気がした。 もう転職して2か月が過ぎる

        • 知ってる人の中の知らない人(200612)

          なんだか気が滅入ってしまい、文字が書けず読めなかった。 本が好きだけど、本が読めなくなることがよくある。 気づけばもう梅雨に入る。 今年はずいぶんと分かりやすい梅雨で、昨日までからっと晴れていたのに梅雨入りしたとたん雨が続いている。じめっとして纏わりつくような空気に、過去の記憶が思い起こされる。 傘を忘れて歩いた通学路、ランドセルの水滴で濡れる教室の床、窓ガラスをたたく雨の音。 さああああああ 急に降り始める雨の音が好き。あ、雨だなと思う。 行かなければいけない

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        質量をもたない怖さ(200622→210314)

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        • 日記
          8本

        記事

          会社というものに社会を見て、社会から国を思い、会社ってなに?国ってなんのためにあるの?とずっと問うている。 やめときなそんな疑問、という声も私の中から聞こえるけど、でもっずっとずっと考えていきたいと思っている。会社のため、国のため、って言葉に疑問を抱えている。

          会社というものに社会を見て、社会から国を思い、会社ってなに?国ってなんのためにあるの?とずっと問うている。 やめときなそんな疑問、という声も私の中から聞こえるけど、でもっずっとずっと考えていきたいと思っている。会社のため、国のため、って言葉に疑問を抱えている。

          暑くも寒くもない夜(200512)

          思想家ってどういう人?って聞くから、人間はみんな思想家だと思うよと話した。 点が線になるような気持がしたのに、どこかに飛んで行ってしまった。考え事やひらめきを頭にとどめておくことは難しいね。音声メモでも使おうかな。 今までの経験話をしたら、それはもうすごい!これから先どんな辛いことがあってもただのかすり傷ですよもう!と言われた。笑ったし元気が出た。 まだ納得できないけど、納得できませんと話すしかないと思っている。 すばらしいエッセイを読んでいる。1つ1つため息が出る。

          暑くも寒くもない夜(200512)

          「結婚の奴」をよんだ(200509)

          日記は一日の終わりにあったことを全部書くという謎の思い込みをしていたけれど、別に思ったように書けばよいのだと落ち着いた。こういう謎の自分ルール(無意識)によく苦しめられているなと最近きづいたり。 能町みね子「結婚の奴」を読み終えました。出たときからわかってた。わかってたけど、まだだなー、まだ読めないなーと思って今、やっぱり面白かった。ぜひ読んだら感想を聞いてほしい。買って。 私がこの本を読む前に知っていた情報:Twitterのうわさで、結婚キャンペーンについては何となく知

          「結婚の奴」をよんだ(200509)

          ゲーム実況を聞きながら飲むコーヒーは苦いか(200508)

          コーヒーはいつも苦い。タイトルは適当。 私のベッドは、寝転んだ時顔の少し上に窓がくるよう窓際に寄せてある。そして寝る時はカーテンを開けて寝るのだ。 朝、目を覚ますと曇天。窓越しにどんよりした空を見る。天気ひとつで気持ちが揺らぐのも、人間ならではなのかもしれないなとぼんやり思う。 ここ数日、2時間ぐらい森を歩いていたからか足が重くてスッキリしない感じ、ベッドから起きたくないなと久しぶりに思った。 少し二度寝、よしっと起き上がった8時。朝ドラはもうはじまっていた。 ゆで

          ゲーム実況を聞きながら飲むコーヒーは苦いか(200508)

          散歩しながら、あれはハハコグサ、ヒメオドリコ、ヒメウツギ、ニセアカシア、ナガサキアゲハ、シオカラトンボ、と数えて、なんでこんなに名前を知りたくなるのかなと思う。 名を知る、というつながりでゲド戦記を思い出した。ものの名前の力。

          散歩しながら、あれはハハコグサ、ヒメオドリコ、ヒメウツギ、ニセアカシア、ナガサキアゲハ、シオカラトンボ、と数えて、なんでこんなに名前を知りたくなるのかなと思う。 名を知る、というつながりでゲド戦記を思い出した。ものの名前の力。

          散歩に出ようか(200507)

          雲一つない真っ青な空が広がる朝。 昨晩ののこりもので朝食をすませたら、待ってましたと山になった洗濯ものを片付けます。 1日カラッと晴れてくれるようなので、布団もベランダに干しましょう。 今日の夜にはふわふわの布団で眠れるように。 さて、一仕事おえたら、紅茶でほっと一息。 ふわりふわりと風でふくらむタオルを眺めていたら「もったいないようないいお天気だから、やっぱり森へ散歩に行こうか」とお誘い。行きましょう。 冬の毛布にシーツもこの際だからと、コインランドリーへ突っ込

          散歩に出ようか(200507)

          シングルベッドにふたり(200505)

          昨日の朝、妹が帰ってきた。泣きはらした目をしていた。人には人の地獄があるのだ。 夜は、シングルベッドでふたりで眠った。 今日、朝、パンケーキを焼く。生地にクルミを混ぜて、リンゴをのせて焼いた。妹が「何もしないで朝ご飯がでてくるなんていつぶりだろう」と笑った。 夏に向けて野菜を植えたいの、とYoutubeで動画をあさっている。ピーマンの苗木は葉っぱが10枚くらいついたものを、と動画の中で男の人が話している。妹のマンションの広い広いベランダが浮かんだ。ジャングルだってつくれ

          シングルベッドにふたり(200505)

          メモ書き2

          人生初めてのラブレターを書いた、もとい、ファンレターを書いた。 最近、人に思いを伝える場面が増えて、 こんなにも自分は言葉に不自由だったのかと、驚くばかりだ。 今自分が感じていること、危機感、疑問、信念、そういったことを、相手の意見を聞きながら、言葉をもって形にしていくことの、大切さと、まったくそういう手段を持たない自分の言葉の足りなさ。 自分の頭の中だけでこれでもかというほど反芻し、組み立ててきた悩みや思いが、言葉が、人を前にしてあっさり吹き飛び、どうやって伝えたら

          メモ書き2

          人の悩みはいつの時代も変わらないし、自分の意思があるだけだと思う

          人の悩みはいつの時代も変わらないし、自分の意思があるだけだと思う

          ねごと

          何にも怯えず、命の危険も感じず、 夜の闇と隣家の明かりを感じながら、 ベッドで横になっている。 くだらないニュースや、名前も知らない人たちのつぶやきを、スマートフォンで眺めている。 いつか戦争に飲み込まれるのだろうか。 ミサイル発射に、迎撃の為の武装強化 戦争が現実味を帯びてきたなって悲しい、 こうやって 安心してスマホを眺める事もできなくなるのかな。 誰かや何かを恨んだり憎んだりしながら 悲しみや恐怖を怒りで誤魔化して 戦う日がくるのかな。 いやだなあ 無力

          ねごと

          マジョリティとマイノリティ

          多数派と少数派 選挙が終わるたびにぼんやり思っていたことを 書き残して、自分の中で少し整理したいと思いました。 ① 1票の重さってなんだろう? 投票に行く人、行かない人、まわりでは半々でした どうせ行っても変わらない、とか、よく分からない、というような声も聞きました。「行くことが大切」という声も街中やインターネットの中でもみかけました。義務や権利という言葉もよく聞こえます。 実際1票じゃ変わらないかもしれないけど、その変わらない1票がつもりつもって動かしてる世界な

          マジョリティとマイノリティ

          情報量が多くて頭がパンクしてしまう。指先一本でなんでも分かった気になれてしまうね。

          情報量が多くて頭がパンクしてしまう。指先一本でなんでも分かった気になれてしまうね。