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ダイエットが続かない…。体調が不安定…。そんな悩みを”食”でサポートするOisix ra daichiの特命チームが始動!

「ダイエットで大切なのは食事というけど、何をどう食べたら良いのかがわからない…」

こんな悩みを持ったことはないでしょうか?

『炭水化物抜きダイエット』や『糖質制限ダイエット』など、様々なダイエット手法を耳にするなかで、どれが自分に合うのかわからない。さらに、オススメと言われている食品を手に入れるのも大変だし、それを正しく調理するのもひと手間…。

一人で食生活を改善するって、なかなか難しいですよね。

ダイエットだけでなく、病気を予防するための体質改善や、パフォーマンスを高めるための健全なカラダづくりも同様で、食生活の改善って本当に大変…。

でも、自分の身体や体質の特徴を把握でき、なりたい理想の姿に向けて、日々の食事のメニューが提案され、必要な食品が送られてくるサービスがあったら、どうでしょうか?

身体の診断を定期的にしてくれて、毎日の買い出しもしてくれるパーソナルトレーナーのようなイメージかもしれません。こんな人が隣にいてくれたら、ダイエットや体質改善も上手くいきそうな気がしますよね。

そして、そんな夢みたいなことを実現するために、Oisix ra daichi(オイシックス・ラ・大地)ではヘルスケア領域における特命チームを12月頭から結成し、近い将来のサービス開始に向けて動き出しました。

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短時間で、楽しく、美味しい食事をつくることのできる、ワーキングマザー向けの商品『Kit Oisix』その生みの親であり、Oisix ra daichiの執行役員 兼 サービス進化室の室長である菅 美沙季さん(写真上)は、こう言います。

「今までも『KitOisix』など、私たちはお客様が抱えている課題にあわせて、これまでになかったサービスを創ってきました。次は、ヘルスケアという領域で、これまでとは違った悩みを持つ方に対して新しい食体験を創っていきたいと思います。

ダイエットに関心はあるけれど、なかなか続かない…。体調を整えるのに食事を改善したいけど何を食べて良いのかわからない…。そんな悩みを持つ方々って、すごく多いと思うんです。

これまで私たちは、農家さんとの繋がりだったり、日々の食卓にワクワクを届けることを大切にしてきました。そのエッセンスを入れながら、Oisixらしい新しいヘルスケアのサービスを届けたいですね。」

現在、菅さんを含む4人のメンバーがヘルスケア領域における新事業を立ち上げるために、特命チームとして動いています。

新しい食体験を創るOisix ra daichiの、ヘルスケア領域における新事業とは、どういったものなのか!?

それを聞くために特命チームの4人に、Oisix ra daichi 公式note編集員の井手が話を聞いてきました。

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味覚を整えることで、無理なく痩せられる?

井手:『ヘルスケア』の領域で事業を立ち上げると聞いているのですが、ヘルスケアのサービスとは具体的にどのようなことをイメージをされているんでしょうか?

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管さん:そうですね。サービスのイメージとしては、大きく2つの方向に別れると思ってます。

1つは、体調が悪いとか既に何かしら身体に課題を抱えている人向けのサービス。もう一つは、病気を予防したいとか、ダイエットしたいとか、まだ健康なんだけど自分の身体を整えることに対して意識がある人向けのサービス。どちらもサービスとしてはありうるかなと思っています。

井手:活動はまだスタートしたばかりですが、具体的に最初のサービスとして予定しているものはありますか?

管さん:実は、Oisixでは「フード×ヘルスケア」の領域を強化していく活動を2年前から始めています。

その中で、予防医学研究者の石川善樹さんや、シェフの松嶋啓介さんと一緒に開発を行なっているうまみダイエットKit』というものがあるんです。

私たちが口にしている食事の中には、脂、糖、塩が大量に含まれていることがあり、食べ過ぎると「うまみ」を感じづらくなりがちなんです。そうすると、濃い味付けのものばかりを好んで食べるようになり、その結果、太りやすくなってしまう。

そこで、味覚神経が変わるサイクルがちょうど2週間くらいなので、「うまみダイエットKit」では、2週間、うまみを感じやすい食材が入ったミールキットをお届けします。朝と晩にそれを食べていただくと、味覚が変わるんですよ。

うまみを感じられる舌を作ると薄味のヘルシーなものでも美味しく感じることができるので、太りすぎている人は痩せるし、痩せている人は適切な体重になっていくというサービスです。

井手:面白いですね!味覚を変えて食事を楽しむことができれば、ダイエットを無理なく続けられそうです。

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菅さん:そうなんです。実際にご利用いただいた方からも好評で、子供の味覚の育成に良いという声もありました。

まずは、この「うまみダイエットKit」をアレンジして、サービスを立ち上げたいですね。

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部門を超えて特命チームが発足。

井手:今回、12月頭からOisix ra daichiで「フード×ヘルスケア」領域の事業を推進していくために新チームが発足されました。ちなみに、この4人はこれまで一緒のチームで仕事をする間柄だったんでしょうか?

菅さん:いや、結構バラバラです。唯一、私と谷口さんは『Kit Oisix』を含むママ向けサービスの企画を、ここ数年一緒にやっていました。

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谷口 悠子さん(写真上):そうですね。私は入社して9年目になりますが、入社してから、お惣菜やクリスマスケーキとか、色んな商品の調達や開発に関わっていました。産休・育休から戻ってきてからは、菅さんが室長を務める『サービス進化室』で働いています。

そこでは、様々な悩みをお持ちのママさん向けのサービスの担当者として企画を考えたり、サービスを改善する仕事をしていました。

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谷本 結花子さん(写真上):私は、新卒で「らでぃっしゅぼーや」に入社して、今年で6年目です。入社してから5年間はコールセンターの配属で、主にWebサイトの使い方に関するお客様からの問い合わせを受け付けていました。

半年前にOisixへの出向の話をいただき、そこからは私もサービス進化室で働いています。

ご利用いただいているお客様が持っている不満や、「こうであればいいのに」というところをキャッチし、改善を進めていくことが主な仕事でした。

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鈴木 啓章さん(写真上):私は3年前にエンジニアとして入社しました。これまでの主な仕事としては、販売の需要予測の仕組みづくりに関わっていました。このタイミングで、こういった商品が、これくらい売れるだろうという予測を立てられるものです。

機械学習とかAIなどに興味があって、そういったものを絡めたプロジェクトをやっていました。

井手:なるほど。様々な部門や専門性がある方々が集まっているチームなんですね。

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それぞれが想う、ヘルスケア事業の未来予想図。

井手:それでは、ヘルスケアの領域でどんなことを実現したいかを、それぞれの方からお話いただけますか?

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鈴木さん:お客様が実際に食べている食事の栄養素を、データとして収集することに挑戦したいです。

例えば、歯の裏側にセンサーを貼ってデータをとるとか、画像認識ができるメガネをかけて何を食べているのかをデータにするとか、そういったアイデアはあるんです。ただ、実用化にはまだ遠いんですよ。

井手:すごい…。今、AppleWatchやFitbitとかで、運動のデータの収集ができるようになってきましたが、近い将来、摂取している食事のデータも同じように扱えるかもしれないんですね。

鈴木さん:そうなんです。そういうデータが取得できれば、「お客様に足りない栄養素はこれです」とか様々なサービスが展開できると思うんですね。最新のテクノロジーを活用しながら、そんなことをやっていきたいです。

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谷口さん:私はヘルスケアの領域でも、楽しく健康になるとか、楽しく続けられるとか、“楽しさ”を大切にしたいですね。

Oisixは、ずっと安心安全な食材をお届けするビジネスをやっているんですけど、ワクワクする楽しさもお届けすることを大事にしていて、私はそこがすごく好きなんですよ。料理が楽しくなるとか、食卓に会話が生まれるとか。

なので、ヘルスケアの領域でも、Oisixらしさを大切に、楽しさという部分を盛り込んでいきたいです。

井手:確かに、ダイエットや食事制限とかって、我慢とか、苦しいけど頑張るみたいなイメージがありますもんね。楽しく健康になるって、良い言葉だと思いました。

谷口さん:実は、私は運動をしたくても、なかなか長続きしないという典型的なタイプです。実は、過去に3度ほどスポーツクラブに寄付をしてしまった経験があるんです(笑)

だから、楽しさって、本当に大事だなぁと思うんですよね。

でも、鈴木さんが言ったようなデータもしっかりと押さえていて、エビデンスに基づいた確かな身体づくりを行うことも大切です。感情的な部分と、ロジカルな部分を持ち合わせた実のあるヘルスケアサービスを提供していきたいです。

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谷本さん:私は、身体の悩みって人それぞれにあると思うので、個別のニーズに対応できるサービスにしていきたいと思っています。

実は、私は学生の時に、痩せすぎという悩みがありました。贅沢な悩みだと周りからは言われたんですが、痩せていることで女性としての機能がちゃんと働かなくなったり、気持ちが落ちやすかったりという悩みを抱えている人も結構いるんです。

でも、健康的に太るってすごく難しくて、脂物ばかり食べれば良いわけじゃないし…。

こういった課題を抱えている人は少ないかもしれないけど、そういう方々の課題にも応えて行けるようなサービスに育てていけたらと考えています。

井手:言われてみれば、体重を減らしたい人もいれば、標準体重まで増やしたい人もいる。どういう体型とか体質になりたいのかって、人それぞれですもんね。

谷本さん:そうなんです。健康や食事に対して悩みがある時に、必ず頭に思い浮かぶ選択肢としてOisix ra daichiが入ってくればいいなと思います。

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菅さん:皆から色んな話ができましたが、実現したいことばかりですね。

おそらく5年後とかには、IoT(Internet of Things)とかもっと進化しているはずです。例えば、歯磨きをすると口の中の状態がわかるとか、トイレで排泄をすると健康状態がわかるとか。そうやって、身体のデータを取得できるポイントはどんどんつくれると思うんですね。

取得したお客様の健康に関するデータと、私たちが提供できる食というのが繋がって、お客様の身体の悩みを日々の食事からアプローチできるように育てていきたいです。

井手:これまでOisixというと家族の食事を豊かにするというイメージが強かったですが、ヘルスケアの要素が加わることで、一人暮らしで健康管理に不安を覚えている人とかにも歓迎されそうですね。

菅さん:あとは、医療機関やヘルスケアサービスを提供している他の企業とも必要があれば連携して、健康に対してトータルでサポートできるような状況にまで持っていけたらいいですね。

それと、現在、Oisixというと通販で食材を届けるイメージが強いと思いますが、将来的にはリアルな場もあって、そこも含めてサービスの質を高めていくことにも取り組んでいきたいと思っています。

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0→1の新事業を立ち上げるために必要なもの。

井手:今日は、すごくワクワクする話を聞かせていただきました。

最後に、Oisix ra daichiにとって新しい領域であるヘルスケア事業を成功させるために、何が必要なのかを菅さんにお聞きできればと思います。

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菅さん:やっぱり、これまでになかったサービスを立ち上げるというのは大変なんですよ。『Kit Oisix』のサービスを立ち上げた時も最初から上手くいったわけではないんです。大体10個の施策をやってみて、1つ上手くいくかどうか。

それでも挑戦していきながら、ここに兆しがありそうというものを見つけて、それを大きくできるかどうかなんですよね。なので、そういった検証を繰り返していくというのが、まずは大切です。

井手:でも、ここは『Kit Oisix』などのママさん向けのサービスを生み出した経験が活きそうですよね。

菅さん:そうですね。今回のヘルスケアもそうですけど、新規サービスが次々と生まれる会社にOisix ra daichiをしていかないといけないと思うんです。

なので、『Kit Oisix』の時や、今やっているヘルスケアのサービスを立ち上げる際の経験を体系化し、共有し、新規サービス立ち上げのスピードアップを図っていきたいです。

井手:メンバーの皆さんに求めたい働き方はありますか?

菅さん:まずは、お客様の声を丁寧に聴き、数字のデータと掛け合わせてみることが、まずは大事です。

また、新しい事業を立ち上げる時に大事なのは、トレンドとか、全然違う業界で起こっている動きをちゃんと見ることが大切だと思います。

「あっ、今ってこういういことができるんだぁ…」とか、そういう引き出しを沢山つくることですね。そうやってると、ある時に自分たちのサービスのヒントに結びついたりするんです。

なので、メンバーにはいろんな方向にアンテナを貼って、日々過ごしていって欲しいと思います。

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Text & Photo:井手桂司

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Oisix ra daichiでは、一緒に新しい食体験を創っていく仲間を募集しています!

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論理的思考で物事をとらえ、お客様のための課題解決に執念を持って結果にコミットする。泥臭いことはもちろん、前例がないことに積極的にチャレンジする。Oisix ra daichiはそんな風土のある会社です。

自分のことより世のため、人のため。サプライズはされるよりもする方が好き。仕事も遊びも全力!そんなメンバーが、日々つら楽しい難しい問題に直面しながら、前向きに、夢中に、がむしゃらに働いています。

そんなチームの仲間を、今日も募集しています!

▶︎詳しくはコチラをご覧ください。

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