ビワ茶3

作ってみました。ビワ茶

採ってきたビワの葉を使ってお茶を入れてみました。
調べてみますと、昔から飲まれていたりいなかったり、、、詳しいところは分かりませんが、最近は健康に良いとかダイエットに良いとかちらほら聞いたり見かけたりします。わたくし、非常に臆病者なのでいろいろ調べましたところ・・まぁ..なんだかよく分からないという結果に至りました。
農林水産省のサイト(平成29年12月)では、種子には天然の有害物質「シアン化合物(アミグダリン)」が多く含まれている、粉末にした種子は一度に大量に摂取してしまうので健康を害する場合があるとのことでした。もちろん食べてはダメ!ということ(果実は問題ありません。但し未熟な果実は×)

では、葉っぱは?
葉に関しては特に記述はありませんでした、なのでネットで葉に関して調べましたところ、本当かどうかは分かりかねますが葉にもアミグダリンが含まれているとのことでした。(まぁ種子にもあるんだし葉にも含まれるか・・)
ただ葉っぱに関しましては農林水産省のサイトでもキーワードで検索しても害があるとは記されていないですし、むしろ商品として開発しているというところもあって・・
・・これはイケるんじゃないかと半ばやけくそ気味に飲んでみることにしました。(もはやどうしてそこまでして飲もうとしているのか分からない...)

これがビワ茶に使う葉っぱ。
裏側の産毛のようなものを落としてしっかりと洗って天日で乾かします

しっかり乾かしたら、軽く煎ります。(味がまろやかになるとかいいますが、いつも染料液を作っている手順と同じなので、気分的に間に煎るという工程を挟んでみました)

お鍋又はやかんに市販されているティーバッグに入れたビワの葉と水360ccをいれて、火にかけて、沸騰したら弱火にして7、8分煎じます。

ティーバッグがない場合・・茶漉しをつかって漉します。

完成しました。ビワ茶です!

飲んでみた感想は・・香りはいつも染色をしているので慣れ親しんでいる香りで何も感じませんがちょっとクセのある香りなのかもしれません。味は特に甘さとか苦さとか渋みはないですね、飲みづらさもないです。ただ、後味が口の中に残ります、香りがそのまま口の中に居座っている感じです。

一応飲んでは見ましたが、特に悪いところはないですね(1杯分ですが・・)
まだまだ、成分的?効能的?に謎のベールに包まれているビワ茶ですので、飲むのであればちょっとにするのが良いのではないかと思います。

ちなみに写真のコップに下に敷いてあるリネン地のマットはビワで染めています(焼きミョウバン媒染)

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