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アサイー

漠然と「スーパーフード アサイー」は体にいいと思っていましたが、美容だけでなく、体にいいことが様々あると知り、カルチャーショックを受けました。これから積極的に摂取したい食べ物の一つとなりました。(著者)

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アサイーとは、、

(学名)Euterpe oleracea Mart.

(和名)ニボンモドキ、ワカバキャベツヤシ

(科名)ヤシ科

アサイーの原産国は、世界最大規模の熱帯雨林で知られる南米大陸にあるブラジル北部のアマゾン川流域です。ときに気温が40℃近くにもなる赤道直下のアマゾンは、強い紫外線が降り注ぎ、頻繁に雨が降っているような過酷な土地です。

アマゾンにに生息する様々な植物は、紫外線、虫、細菌、カビなどから身を守るために抗酸化物質や抗生物質を自ら作り出し、生き残るための栄養を蓄えています。


アサイーの魅力

1.貧血予防

アサイーにはカルシウム 、マグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。中でも鉄分においては、果肉100g中に生プルーン約58個分に相当する量が含まれていると言われています。

また、マウスによる実験で、アサイーを摂取すると、造血ホルモンであるエリスロポエチン(EPO)が血中で増加するという結果が得られているそうです。エリスロポエチンは赤血球の製造所である骨髄に移動して赤血球を産生するように働きかけます。

2.ポリフェノールによる抗酸化

アサイーの果肉100gには2200mgものポリフェノール(アントシアニン)が含まれています。(ブルーベリーの約18倍)

近年では、健康に寄与する機能性物質として注目されており、抗酸化作用、がん予防効果、視機能改善作用、血小板凝集阻害作用などが明らかにされています。

3.バランスの良い脂肪酸組成

フルーツでありながら脂質が含まれているのも、ヤシ科であるアサイーの特徴の一つです。

アサイーの脂質成分の中心となるのは、オリーブオイルに代表されるオメガ9系のオレイン酸。オメガ3系のα-リノレン酸、オメガ3系と拮抗して働くオメガ6系のリノール酸など、体内では作ることのできない必須脂肪酸も含まれています。こうしたバランスのいい脂肪酸組成が、アサイーに独特なコクを生み出しているのです。

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(参考文献)

隠れ貧血・スポーツ貧血のためのアサイーの食事術

編集:アサイーでみなぎるプロジェクト 監修:石川三知

太陽と大地のエネルギー凝縮! スーパーフルーツ「アサイー」

ヤクルト中央研究所 健康用語の基礎知識 アントシアニン

厚生労働省 健康用語辞典 栄養・食生活 不飽和脂肪酸


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