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夫婦二人暮らし、夕食作りの分担を『夫婦会議』して2ヵ月後の変化

今年に入ってから夫婦関係が落ち着いています。

この3か月弱、一度も大きな喧嘩をすることなく、平穏な日々を過ごしています。

たった3ヵ月で何を…と思われるかもしれませんが、我が家の場合、昨年は毎週のようにぶつかり、喧嘩を繰り返していたので、今の穏やかさにすごくほっとしています。

二人暮らしも2年目に入り、お互いの癖や怒りのポイントが分かってきた面もあるでしょう。

ただ、年始にじっくり3時間半かけて行った『夫婦会議®︎』で、夫婦関係について話し合ったのもターニングポイントだったように思います。

『夫婦会議®︎』とは、Logista株式会社さんによって定義されている夫婦の“対話”メソッドです

▼『夫婦会議®︎』の詳細はコチラ


今回は『夫婦会議®︎』を実践する中で、夫婦仲の改善に大きく影響した「平日の夕食作り」に関するルール決めについて書いていきたいと思います。


宙ぶらりんだった「夕食作り」の家事分担

夫婦間での家事分担は、二人暮らしを始めた当初に話し合い、こんな感じで落ち着いていました。

●夫/週5出社:水回り・トイレ掃除、ごみ出し、車関係
●私(妻)/週5リモート勤務:洗濯、部屋の掃除、家計管理

リモート勤務の私が、平日の朝の時間を使って洗濯や部屋の掃除をし、週5出社の夫は、週2回のごみ出しや、休日に水回りやトイレ掃除を担当してくれています。

これらの家事はお互いの得手不得手と合っていたこともあり、すんなり決まったのですが、唯一役割分担が宙ぶらりんだったのが「料理」でした。

とは言え、朝は簡単なものを各々食べ、週末は外食することも多いので、家事として毎日発生するタスクは「平日の夕食作り」です。

これまでは「先に仕事が終わった方が作る」というスタンスで1年弱生活してきました。ただ、「夕食作り」は、調理だけでなく、献立を考え、買い物に行く必要があります。

我が家の場合、地方に住んでいることもあり、最寄りのスーパーが自宅から遠く、買い物に行くだけで往復30分近くかかってしまいます。

そのため、できるだけ週末にまとめ買いしていましたが、冷蔵庫の容量が小さく、1週間分の食材を買い溜めることはできませんでした。

そこで、足りない分は、平日の仕事後にどちらかがスーパーへ行って買い足していました。ただ、これだと二人とも残業した日は夕飯を作り始める時間自体が遅くなってしまったり、二人して同じ食材を買ってきてしまったりと、うまく回っていませんでした。

また、リモート勤務の私の方が家にいる時間が長い分、夫から「今から帰るよ!」とのLINEをもらうと、本当はもう少し仕事をしたくても、仕事を切り上げて夕食を作ることも多く、モヤモヤする気持ちを抱えることもありました。

「夕食作り」に関して夫婦会議した

そこで、「平日の夕食作り」について、夫婦会議の議題として話してみました。使ったのは、自由なテーマで話し合える「夫婦会議ノート」です。


夫婦それぞれの不満

まずはお互いが感じている「不満点」を出し合いました。

夫:
・平日仕事後にスーパーに寄って、その場で献立を考えながら買い物をすると時間がかかり、帰宅時間が遅くなり負担が大きい(夫は片道40分ほどの車通勤)。

私(妻):
・夫が帰りに食材を買ってきてくれるのはありがたい反面、自分で作りたいものを作れない。
・週末にまとめ買いをすると、食材を傷ませずに使い切るのが大変。
・スーパーが遠いので、週に何度も行くのは負担が大きい。

私側の不満が多いですが笑、
日ごろモヤモヤしつつも、お互い伝えられていなかったことを、冷静に話し合えました。

「わたしたちとして、どうする?」

ここから大事になってくるのが、「わたしたち」という主語で、夫婦の理想を考えることです。

『夫婦会議®︎』の土台である「世帯経営」という考え方の中では、「僕が、私が」とお互いの主張を競い合うのではなく、「わたしたち」として考えることによって、お互いに納得のいく結論を導き出すことができる、とされています。

そして私たち夫婦の結論がこちら。

結論①:冷蔵庫の買い替え

これまで、週末に食材をまとめ買いしきれなかった理由が冷蔵庫の小ささでした。

我が家の場合、私が一人暮らし時代に使っていた小型サイズの冷蔵庫を、二人暮らしを始めてからもそのまま使い続けていました。容量的に不便を感じつつも、他の家電の買い替えもあり、ずるずると1年近く経っていました。

ただ、今回の話し合いで、やはり週末にある程度まとめ買いしておき、平日は足りない食材のみ買い足す方が効率的だろう、という結論になったので、大容量タイプの冷蔵庫に買い替えることにしました。

結論②:夕飯作りを完全曜日担当制に

そしてもう一点。

今まで宙ぶらりんだった夕飯作りを、
月・火→夫
木・金→妻
と、曜日担当制にしました。

曜日の決め方は、夫が週末に作り置きすることを希望し、私はどの曜日でも良かったので、夫が週の前半(月・火)、私が週の後半(木・金)を担当することになりました。

なお、私たちはたまに夕食断食をしており、水曜日は夕食断食に充てることにしたため、担当は決めていません(食べたい場合は自由)。


2ヵ月後の変化

冷蔵庫を買い替え、夕食作りを曜日担当制にしてからおよそ2ヵ月が経ちますが、今の所このやり方が非常にうまくいっています!

まずは冷蔵庫を買い替えたことで、一気に容量がアップしただけでなく、鮮度をキープしてくれる野菜室や、瞬間冷凍といった機能が加わったため、週末のまとめ買いがしやすくなりました。

そして、曜日の担当を決めるとストレスになるかな…という懸念もあったのですが、我が家の場合はきっちり決めてしまった方がむしろ楽になりました。担当を決めたことで、それぞれ時間を効率的に使えるようになったためです。

私の方は、担当の木・金曜日以外は、夫の帰宅時間を気にせず仕事をしたり、夕食前にウォーキングに行く時間が取れるようになりました。夫も、週末に月・火曜日分のご飯を作ることで、平日は仕事後にジムに行く時間が取れるようになりました。

もちろん、お互いの仕事の都合で、「今週は○曜日作れなそうだから、○曜日と替わってもらえる?」などと話すこともありますし、今後、どちらかの働き方や家族構成が変わった時は、分担を見直すことになるかと思います。

ただ、今の所、曜日担当制にしてからの方がストレスなく過ごせているので、しばらくはこのやり方でいこうと思います。

夕食作りは毎日のことなので、それに関するお互いのモヤモヤが減ったことで、夫婦間のギスギスが減った、とも感じています。

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