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トルコ語⇄日本語で、詩の交換

最近たてつづけにトルコ在住の人と友だちになった。
その1人に文学の先生がいる。
その人は詩を教え、自分でも詩を書いているらしく、トルコの詩にも詳しい。
トルコの詩についていろいろ質問すると、トルコではよく知られた詩を送ってくれた。

私はトルコ語ができない。一度だけトルコ西部を訪れたことがある。でもMerhaba という挨拶くらいしか知らない。なのでグーグルに頼って日本語に訳してから読んだ。
けっこう立派な詩の体裁をとっている。翻訳者泣かせである。

さてその詩というのは、とても叙情的な、悲恋をうたった詩だった。
夫を亡くした女性に対して恋心を抱いた男が、しかし彼女との結婚は叶わず彼女のもとを去らなければならなくなった。その嘆きを静かにうたっている。
乱れた心を象徴するかのように表現は逆説的だ。
おそらくはボスフォラス海峡にかかった橋の描写が、まるで映画のワンシーンを見てるようだった。読みやすくてイメージの美しい詩だ。
友人によると、この詩は実話に基づいているらしい。

同じ詩人か、あるいは別の詩人の詩をさらに送ってくれるようにお願いし、ある程度まとまったらまたまたAIの力を借りて翻訳し、並行して私がトルコ語をある程度学んだあと(じつはもう勉強を始めているが、日本語に構造がよく似ている)で表現を念のために推敲し、どこかで紹介できたらと思っている。

それはさておき、私は自身詩を書いているその友人に提案した。
「せーの、で自作の、自国の言語で書いた詩を交換しませんか」と。
嬉しいことに友人はおもしろがって承諾してくれた。
こちらが送る準備はできている。
いったいどんな詩が送られてくるのだろう。とても楽しみに待っている。

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