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ワークフロー: 定義

知識を活用して目的の結果を導くための、手順やステップのこと。セカンドブレインでは、全体的なフレームワークやコンセプトよりも、具体的で明確なツールや、あらかじめ決められたステップですぐに結果に結びつくものを指す。

セカンドブレインは、情報を集め、知識へと集約昇華し、そしてナレッジを活用したアウトプットへと展開する、3つの主要な流れから構成される。

1. キャプチャ(収集)

毎日の活動の中から、自分の鋭敏化した触覚に触れる情報を取捨選択しながら、自動的に自分のデジタルデータベースに集める。自分自身が使い慣れたツールを使い、時間をかけて考えたり手間をかけることなしに、シンプルな方法で自然と集まるような流れを作る。(キャプチャのワークフローなど)

2. 整理とナレッジ処理

集まった情報をPARA (プロジェクト、責任エリア、リソース、アーカイブ)の4つの分類に行動可能性の度合いによって振り分けていく。

このとき、行動性の低い「リソース」から、最も行動をともない期限が決められた「プロジェクト」へと知識の断片が移される流れの中で、キャプチャされた情報はより凝縮されたナレッジへと要約、断片化されていく。(段階的要約法のワークフローなど)

3. 抽出と活用(Retrieval)

セカンドブレインのナレッジマネージメントは、自分の12の質問の解決や発展を目的に全ての知識が運用される。

成果を導くためのプロジェクトには、目的の記事や書籍などの執筆、研究や企画書などのレポートなど、そのプロジェクトの最終製品や成果物を作るための知識が集められる。

プロジェクトの進行に従って集められてきた要約や断片化された知識は、採集家に必要な知識を紐付け、アウトプットに直結するジャスト・イン・タイムの12のワークフローを使って最終成果物へと進んでいく。(ジャストインタイムのワークフロー

ここで気をつけることは、詳細で複雑な枠組みや手順を設定すれはするほどシステムは破綻しやすい点。

自分が疲れてやる気が乏しいときでも、最後に頼れるようなシンプルだが継続できるものにしていくことが重要。

関連リンク: 

情報を収集してナレッジとして管理する(セカンドブレイン)

セカンド・ブレインとは?: 読書と知識管理にブレークスルーを起こす方法

参照リンク: 

コロナ収束後に求められる読書術:この後から読書はどう変わるのか


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