見出し画像

エッセイでも、小説でも、自己啓発本でも無い。
ただただ、過去の恋愛を懺悔する、うーん、ただただ恋愛している自分って、っていうことを書く。

-------------------------------------------

1.はじめに
そもそも、
恋とか愛とかってどうして存在しているんだろうか。

それはもう、この世の中に"男"と"女"という性別が
ある時点で、決まっているのかもね。本能的に。

でも、もし後世に命を継いでいくためなら、恋愛感情のないセックスでも出来るのにね。そこに恋愛なるものを挟み込む必要があるのかな。

人は結局、誰しも愛されたいという潜在欲求があって、それの分かりやすい形として"恋愛"という形が在るんだろうな。
そこに、無償の愛なんてあるはずもないのにね。

沢山幸せになるのも、沢山傷付くのも、何かの薬みたいに、皆が皆、その快楽にハマっていく。

-------------------------------------------

2.自分の話
前章で否定っぽく書かれているのは、自分自身が良い恋愛をしてくる事が無かったからだというのを、まず話しておきたい。

さて、ここから自分の話に入ろうかな。

僕は、恋愛が好きとか嫌いとか、そういう二元で考えた事はなくて、可愛い顔の子が好き。それだけ。

ぶっちゃけると、中身とか全く見てない。

付き合う前に、
ちゃんと中身は判断した方がいいよって言われるけど、僕が思うに"デートをしよう"としている相手に対して、素を出せている人がどれくらいいるのだろうか。

もっと分かりやすく言うと、良いように思われたいって少しは、皆あるはずで、そうなるとその人の"いつも通り"では無い。飾り付けられた意中の人の中身をちゃんと見ろってどうしたら良いのだろうか。って思う。
SNSを見たって、それはその人にとっての"非日常"が切り取られて載せられているわけで、そこを信じるにはあまりにも情報が薄い。

というわけで、中身はあまりというかほぼ見ない。

そのような考え方の24年間で、お付き合いさせていただいた女性は本当にありがたいことに存在していた。

本気の恋愛の定義は、難しいけど全部本気だった。
一度はちゃんと、好きになっているし。本気だった全て。
ただ、その本気が長く続くのかそうではないのかはどうしてもある。

今回は、特に自分にとって印象的な恋愛を振り返っていきたい。
もちろん、お相手の方が特定されないように全て個人情報は伏せます。

-------------------------------------------

【中学3年生】
2.3年の時に同じクラスだった子。
長身でスタイルも良い。
自分の考えをしっかり持ってて、芯の通っている女性。

中学生ながらに、本気で好きだった。
これが、彼女っていう存在なんだって、
毎日が充実していた。
その子の誕生日は今でも覚えているくらい。

僕の方から好きになった。

この子は少し特殊で、初めて出会った時から好きだったわけではない、むしろ絶対好きにならないタイプだなとさえ思っていた。

ここで好きになったきっかけとかがあれば分かりやすいのだろうけど、それも無い、あったとしてももう10年も前のことだから覚えていない。

でもとにかく好きだった。
3年生になった頃から、毎日目で追っかけていた。
その子には他に好きな人がいたから、中学生ながらバレてはいけないと必死にその気持ちを隠していた。

6月くらいの修学旅行。
同じ班だったから、色々一緒に回ることができた。
あぁ、幸せだ。ってその時本当に嬉しかった事を覚えている。
他の班員と話している時は、嫉妬してたくらいにはもう抑えられない気持ちがあった。

その子と仲良かった友達には、僕が好きだった事も話してあったので、色々な場面で協力してもらった。
その子の協力もあって、告白する事を決意した、7月17日。
僕は野球部に入っていて、その日は総体という最後の大会の1回戦の前日だった。

さすがに、告白のセリフまでは覚えていないけど、その人には好きな人がいるのも分かってたし、最後の大会前だし高校受験もあるし踏ん切りつけようと思って、告白をした。

まさかの成功。

心から嬉しかった。何も要らないと思った。

そこからは全てが右肩上がり。
最後の大会もレギュラーで終える事ができたし、第一志望の高校にも何とか合格出来た。

さて、付き合っている間の事だけど。

もうとにかく溺愛してたから、時間が合えば一緒に帰った。
まず、僕の家の方まで来てもらって、そのあと自転車を拾って相手の家まで送る。
大体1時間くらい。通っている塾が一緒だったから、その時間まで地元の公園でひたすら喋っていた。

子供が出来たらこんな名前が良いよね、とか
音楽を一緒に聴いたり、とか
中学生ながらに、本当に楽しかった。

花火大会も一緒に行ったし、レイクタウンにクリスマスプレゼントも買いに行ったし。

毎日メールだってしてた。
スマホが無かった時代だから、ガラケーでのメール。
その子専用の受信ボックスを作って、その子専用の着メロにして。

嫉妬が原因で喧嘩になった事もあった。
素直にごめんねって言えたのも、懐かしい。

全てが幸せだった。


そんなある日、1月。
フラれた。

めちゃくちゃ泣いた。
その時は、何を言っていいかわからなくて。

その後の卒業までの2ヶ月は、
嫌いになんてなれるわけもなく、まだ好きだったと思う。

高校に入ってから、彼女から復縁を求められて復縁したけど、全く上手くいかずに別れた。

その時に思った、復縁って余程のことがない限り上手くいかないんだなって。
今思えば、空いた時間が短かったなと思う。
環境変わってすぐだったし、部活も忙しかったし、タイミングだな、って。

その子とは今でも仲良い。
最近会っていないけど、SNSも繋がっているし、大学の時なんかに何回か飲みに行った。
あれ以来、お互いに戻ろうとは言わない。

この恋愛は本当に多くのことを学んだ。
中学生特有の燃え上がるような恋をした。

人を好きになる事を知った恋。

-------------------------------------------

【大学3年生】
バイトが同じだった後輩。
ハッキリしてて、自分のことをちゃんと理解している子。とにかく可愛い。超絶タイプ。


この子との恋愛は、
周りが何も見えなくなるくらい、いや見ようとも思わなかったくらい熱狂的な恋愛だった。

初めて、後輩と付き合った。
付き合う前から仲良かったので、どちらかといえば妹みたいな感じだった。

その子はとにかく人前でニコニコしている子で底抜けに明るく、気も遣える。
モテるだろうなぁって感じの子だった。

この子は、いつから好きだったのか分からない。
とにかく懐いてくれたので、ザ・後輩って感じで、可愛がってあげたいな、が好きになってたのかも。

ある時、大学3年の10月。
同じチームだった後輩(その子にとっては先輩)に、相談しに行った。
「あ〜まだ認めてなかったんですね。」で一蹴。

周りから見ると、それはもう好意に見えていたらしい。
そこでハッとして、好きでいようと思った。

その子とは元々、結構な頻度でご飯に行ってたから
2人で誘う事に対してのハードルは低かったので、ギアを変えないとと思い、中野で開催する予定だった餃子フェスに誘った。

2人で行きたい、って言った。

良いよって言ってくれたけど、いつものテンションだろうなって思ってたから、その日はちゃんとプランを組んでデートをしようと僕の中では決めていた。

そこから何回か一緒に出かけて
彼女の誕生日の日に、告白をした。
ユナイテッドアローズで買った、マフラーを渡して。

そこからお付き合いさせてもらったわけだけど、バイト先が同じだということもあって、ほぼ毎日のように顔を合わせていた。

付き合って3ヶ月くらいしてから、
些細なことでの言い争いが増えた。

どっちが悪いとかではなくて、お互いが気にする部分のすれ違いが起きて、その歪みが大きくなって、何度も何度も喧嘩してた。

ごめんね、うんいいよ、の繰り返し。
お互いに疲弊してたんじゃないかな。

結局1年弱くらい付き合って、別れて。

でもずっと引きずってた。
依存してたから。
年明けに告白して、きっぱりフラれてそれ以来は連絡とか全く取り合っていない。
共通の知り合いが多いから、風の噂で流れてくるけど。

この子との恋愛は一生忘れないと思う。
それくらい僕にとって大きな恋愛だった。

この恋愛は、
僕という人間性が露呈した。
独占欲も強くて、寂しがり屋で、相手の全てを手に入れたいと思ってしまうが故に、相手の気持ちを考えずに思いのままの言葉をぶつけたり、本当にガキだった。

好きでい続ける事の難しさを知った恋。

-------------------------------------------


【23歳】
元教え子。
誰が見ても、可愛いっていう子で、とても素直で真っ直ぐで恋愛するために生まれてきたような子。

付き合い始めも付き合い終わりも、彼女はとても大人で。

僕が告白した時、年齢差もあってか
相応しいと私が思えたら、また気持ちを伝えさせてください。たとえあなたに彼女がいようとも、って。

びっくり。強い子だな、って。
ちゃんと、自分の幸せを考えられてて、一時の感情に流されない。

この子とは、本当にたくさんの思い出がある。
記憶が新しいからかな。

結婚する。
したいと心から思っていた、
沢山の"初めて"を経験した、彼女でした。

常にどんな時でも、僕がやりやすいように、過ごしやすいようにしてくれて
今までと違って、否定されたことなんて一度もなかった。
僕が迷惑をかけてばかり。

そんなもんで
最後の方は、喧嘩ばかり。

将来に思いを馳せていた分、
今がちゃんと見えていなかったかな。
彼女の愛情に甘えていた自分がいた、って別れてから気づく。

1番印象に残っているのは、時系列からして当たり前で。
でも、とても本気だった。
お互いに本気だったね。

ありがとう。

伝えてはいけない思いもあると知った恋。

-------------------------------------------

3.今思うこと

人は、一生涯で3度本気の恋をするらしい。
1度目は、"青春"を教えてくれる恋。
2度目は、"辛さ"を教えてくれる恋。
3度目は、"永遠の愛"を教えてくれる恋。
っていうのをどこかで聞いた事があります。

あれ?印象に残っている恋愛を本気とするなら
僕はもう3回使っちゃったって事…???

それが、本当かはどうかさておき
本気の恋をしたな!!!って
思う人がどれくらいるんでしょうね。

僕自身も、本気で恋をしてきたと自負する事はあります。
でも、そこに永遠なんて無いこともこの歳ながら悟った気でいます。

失恋した時、毎回バカみたいに凹む。
そういう時は無理に立ち直ろうとせず、落ち込みたいだけ落ち込みます。
失恋ソング聴きまくって、あ〜そうだなって勝手に共感したり、とか。
あとはもうとにかく1人で居ないようにします。
今まで会えてなかった人たちに、時間の許す限り会う。
そんな事だけで、案外立ち直れたりするもんで。

自分は誰のことも幸せに出来ないのではないか。
って、考える事もある。
矛盾しているようですが、幸せは誰かにしてもらうものではなく、自分で感じるものだって事も分かっているのだけど。

だからこそね、今までお付き合いしていただいた女性には、本当に感謝。それは嘘では無い。

前述した通り、少し前まで本当に好きだった人がいました。
結婚するとさえ思っていました。
僕が不甲斐ないせいで、別離となりました。

受け入れるしかない現実ではあるけど、将来への希望を持っていたからこそ、失った時の絶望感は言い表すことが出来ない。

その人自身が好きだったのは、付き合っていた時の話で、今は失ったものを取り戻したいという思いだけ。結局自分本位。

彼女だったら誰でも良いわけではないですが、同じように愛してくれて、同じように愛せるような存在がいれば、僕はそれが良いと思っている。

別れた時に、この人以上はもう現れないっていうのは、失った時の辛さがそう思わせているだけで、時間が経てばまた新しい人を好きになり、新しい恋を始める。
その、新しい恋が自分にとってどういう影響を与えるのかはさておき、結局はタイミングで。

この人と結婚するかも…!!!
なんていうのは、まやかしでそれは誰にも分かることではなく、神のみぞ知る事なんだなって、今更ながら思います。

本当にどうしようもないクズで、付き合ってきた女性にいい思いをさせてあげられた試しがない。
だからこその感謝。
ちゃんと向き合ってくれてありがとう。

特にまとまりのない文章でしたが、ここまで読んでくれてありがとうございます!!!

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,285件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?