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2024.6.6

6月6日。悪魔の日にデデデデ後章を見た。前章では感情をミンチにされて、この作品でしか味わえない最悪な気持ち植え付けられるというとても良い体験をしたんだけど、その時にあさおいにおの世界観に慣れてしまったせいか、やることなすこと結局この人、何気ない日常やゆるい見た目のキャラデザインのほんわかさと悲惨な現実やグロの残虐さのギャップを繰り返しているだけだと感じて、後章はそのシステムを確認するように見ていた。

それはそうと、世界中の都市に赤いシャボン玉が降り注いで、それに人が触れると高エネルギーにたえきれなくてぐちゃぐちゃになってしまうんだけど、1回そのシーンを見て、次シャボン玉に触れた人もぐちゃぐちゃになるとわかってたのに、それが起こる度にビクッてなってしまう自分がツボでにやけてしまうと同時に、突然信じられない恐怖を与えられたら何回でも驚いてしまうんだなと、水曜日のダウンタウンの説を検証させられているような気持ちになった。

そして、二度と忘れない終盤。母艦が爆発して東京は高エネルギーの光に包まれて殲滅。あんな凄惨な出来事が起きたら兄や家族もまきこまれて死んだこともわかってるはずなのに、大葉とまた出会えた喜びを噛みしめるおんたんが極めて遺憾。そんで、物語が終わり、前章みたいなアップテンポな曲でぶっぱなして終わるのかと思ったら爽やかな曲が流れ始めた。たいそう爽やかな曲が流れました。びっくりです。

銭ズラ