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とにかく休戦すべき/逢坂誠二 #7607


【23年10月30日 その5910『逢坂誠二の徒然日記』#7607】
夜明け前の都内、西には満月と木星、南西にオリオン座、東には金星が輝いています。朝の気温は11度。日中は22度、晴れの見込みです。

1)とにかく休戦すべき
イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突をめぐり、国連の緊急特別会合で、人道目的での休戦などを求める決議が121か国の賛成で採択されています。

決議案には、ハマスによる攻撃を非難する内容は含まれていませんでした。カナダがハマスを非難する文言を加えるよう修正を求めましたが、必要な賛成が得られず、修正は認められませんでした。修正前の決議案の採決の結果、アラブ諸国やロシア、中国、フランスなど121か国が賛成、アメリカやイスラエルなど14か国が反対、日本やイギリスなど44か国が棄権となりました。結局、棄権と無投票を除く3分の2以上の賛成で決議が採択されたのです。

国連安保理が、常任理事国の拒否権発動で役割を果たしきれていません。今回の決議は、拒否権が発動できない総会の特別会合という形での決議です。

日本政府は棄権しましたが、私は人道的休戦を求めた今回の決議の採択を評価しています。

10月7日、ハマスがが突如、イスラエルへの攻撃を開始したことが今回の発端になっています。その攻撃にイスラエル側も激しく応酬し、多くの死者が出ています。イスラエルに自衛権があるのは当然です。

しかしとにかく一旦、攻撃の応酬を止めるべきです。これ以上の、双方の無辜の民に被害を及ぼしてはなりません。すべての当事者が、この決議に従うべきです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.10.30===

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