見出し画像

コストカット型経済/逢坂誠二 #7601

【23年10月24日 その5904『逢坂誠二の徒然日記』 #7601】
昨日から衆院本会議が始まっています。夜明け前の都内、空には雲が少なく、金星、木星、オリオン座が見えます。朝の気温は12度。日中は晴れ、24度の見込みです。今日も本会議です。

1)コストカット型経済
昨日、衆参本会議で、岸田総理が所信表明演説を行いました。正直、辛いというか、気の毒な演説でした。

昨日の演説については、後日まだ色々と議論になるでしょうが、まず総理が日本のこの30年間をコストカット型経済と指摘したことです。

「この三十年間、日本経済はコストカット最優先の対応を続けてきました。
人への投資や賃金、さらには未来への設備投資・研究開発投資までもが、コストカットの対象とされ、この結果、消費と投資が停滞し、更なる悪循環を招く。
低物価・低賃金・低成長に象徴される「コストカット型経済」とも呼び得る状況でした。」

*人への投資や賃金
*未来への設備投資・研究開発投資

これらがコストカットの対象とされたこと。

その結果、消費と投資が停滞し、更なる悪循環を招き、低物価・低賃金・低成長に象徴される「コストカット型経済」とも呼ぶ得る状況と言ったのです。

この30年間の一部の時期を除き政権を担ってきたのは自民党です。その自民党の総理が。ここまで断定したのです。政策の誤りを認め、反省すべきところですが、その言葉はありませんでした。

色々な意味で、相当に驚きました。

====

また減税は、先週金曜日に与党政調会長に指示をしたはずですが、昨日の所信でも「近く政府与党政策懇談会を開催し、与党の税制調査会における早急な検討を、指示します」と述べています。

先週金曜日の表明は、まさに選挙目当てだったということなのでしょうか。

減税は即効性がありません。やるなら給付です。

====
ところで所信表明演説とは、、臨時国会や特別国会が召集や、新しく総理大臣が選出された際に、総理大臣が国会で自分の政治姿勢や重点課題を明らかにする演説です。
毎年1月に召集される通常国会で、その年の内閣全体の基本方針について、総理大臣が行う演説は「施政方針演説」です。「施政方針演説」、「外交演説」、「財政演説」、「経済演説」と合わせ「政府4演説」と言われます。
====

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.10.24===

ネットによる個人献金はこちらです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?