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Torontoに棲む 西の魔女 

昔から娘(順子)のかく文章や詩がとても好き。
小学校四年生の時の担任の先生に育てて頂いたおかげです。
毎日作文を書く宿題があったのです。毎日です!
朝提出した作文は、そ日のうちに先生が読み、下校するまでに返してくれる。
しかも沢山のコメントをつけて!
それが嬉しくて、毎日作文していましたね。
その先生は、怒る時はものすごく怖かったけど、怒る時も褒めるときも、愛を注ぎまくってくれていました。愛の深い先生。
その文集は今でもちゃんと保管してあります。

ようやく彼女が文章を書き始めました。上手とか下手とかではなく(なんなら小学生の時が一番文章は上手でした)彼女の文章が好き。

トロントに住む「西の魔女」というタロット占い師だそうです。

脳の病気をしてから3年。いよいよ復活の兆しです。
この数年は細かい柄(ストライプやドット)、文字の羅列などを見ていることができず、集中力も長く続かないという状態。文章を書くというのも難しかったようです。
彼女は2020年に脳の手術を受けた時、合併症で左脳に出血を起こし、右半身麻痺と言葉も話せなくなるという体験をしました。
コロナも真っ只中の2020年の秋、私は娘の脳の手術のためカナダへ渡航し2ヶ月半滞在しました。
その時の様子は、このノートを遡ると綴ってあります。コロナ禍のカナダの病院の様子なども綴ってあるので興味があれば読んでみてください。

そんなに大規模の出血ではなかったものの、手術が終わって動けない娘を見た時のショックったらなかった。右半身は動かない、言葉も話せない・・
そんな中で、彼女はニコニコ毎日を過ごしていました。
なぜ、こんな状態でもニコニコしていられるのだろう・・

自分なら、これから先の未来に不安で打ちひしがれてしまうだろうと・・

その時、右脳だけで生きていた彼女の世界は幸せしかなかったそう。
過去と未来を捉えるのは左脳。
右脳は「今」しか捉えていない。
人は、後悔は過去にするものであり、不安は未来に起こるもの。
今しか生きていなければ、後悔も不安もない。ただただ幸せだったと。
在る時、プツッと何かが繋がって「生きていてよかった」と涙が溢れたそうだ。

左脳での大出血をおこし回復する軌跡「奇跡の脳」という本を書いたジル ボルト テイラー博士のTEDでのスピーチを一度ご覧になっていただきたい。これを知るとこの先の未来が変わると思います。
私たち人間がどんな生き物なのかよくわかります。

テイラー博士と同じように脳出血を起こした時の奇跡の体験は、彼女の身体がよくよく覚えているのだろう。
そんな彼女がタロットをするのは、何かと繋がる感覚があってのことでしょう。

遊び半分で、時々彼女にタロットを引いてもらう。
時々といっても、半年に一回とかそんな感じだけど、出るカードに共通点があるんですよね。登場頻度の高いカードがある。
私に限らずで・・・私と関係する相手がいる時、必ずと言っていいほど相手を象徴する同じカードが登場する。

彼女の説明↓

タロットというツールは、ラジオのようなもので、その人の出している周波数に合わせることによって、その人の周波数が出しているメッセージを受け取り、再生(可視化)することができます。

占いというと、あたりハズレという表現がどうしても出てきますが
「当たる」タロットと言えるのかな。占う対象とつながる精度が、高いのだと思う。
彼女が右脳だけの体験をし、それを覚えているということが大きなエネルギーになっているのだと思います。

霊感とかそういうものではなく、自分の体(脳)への信頼感の高さなのかな。
パワフルというよりも、すごく自然。そんな力は誰にでも在るかの如く自然につながる。
だから、出てくるものが「make sense!」

受け取る側がどう考えて、どう感じて、どう行動するか、あくまでも自分自身で決めるしかないのだけど
一つのエネルギー体としてこの世界に存在する以上、様々なエネルギーと共振しているのを感じます。
自然の中で気持ち良いと感じたり、動物から癒しをもらったり、音楽から元気をもらったり、色々なところで自分のエネルギーと共振している毎日。
何か他のエネルギーから情報をキャッチするという感覚は、とても分かりやすく自分に落とし込みやすいように思います。
占いの言いなりになるのでなく
自分のアンテナでキャッチできていない情報を、代わりにキャッチしてもらい教えてもらうことができる、それが占いというもののようです。

それをどう取り入れるかは自分次第。

ふと!思いついたことが。
二胡だって、この世界のエネルギー体の一つじゃあないか!
二胡からメッセージをもらうことができるんじゃあないかなあ?
ということで、タロット引いてもらいました。
続きは次のブログで!

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