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大村泰樹
2021年1月11日 09:01
いま纏っているものを観てみよう一枚一枚脱ぎ捨てて何を纏っているか観てみよう一枚一枚手で触り心地良いのか観てみよう擦り切れてしまった衣は捨て去って軽やかになるが良い強張ってしまった衣は捨て去ってやわらかな衣に替えれば良い昔の流行りの衣なら思い出とともに捨て去って新たな衣を羽織れば良いいま心地よい衣着ていま軽やかな衣着て穏やかな面持ちでいま再誕を迎えたい
2020年12月26日 19:45
手を合わせる姿は美しいそれは感謝かも知れないそれは祈りかも知れない何であれその姿は美しいのです手を合わせるときそこには無垢なものを感じます内側にある奥底にある何枚ものベールに包まれたその奥からやわらかであり真っ直ぐな何かが解き放たれるのです。かつて見た光景なのか見たと思い込んでいる絵空事なのか、白髪のおばあさんがお天道様に手を合わすその姿が好きな
2020年12月26日 19:38
風が吹いてる北北西から南南東へとあちらから吹いてきた風はこちらへ流れていくこちらから吹いてきた風はあちらへと流れていくやわらかな心地いい風はこのまま吹き続けてほしいと思い冷たく強い風はいますぐに止んで欲しいと思う風は必ず流れいく冷たい風が目の前で留まることはない風は流れる風はマザーアースの息遣い風は流れる西から東へと_φ(・_・
2020年7月26日 09:17
雲の合間に青空が覗いたら私は空を思い出す見渡す限りの青空にぽっかり雲が浮かんだら私は雲を思い出す思っ切りの憂鬱さに笑いがひとつ転がれば私は笑顔を思い出す天にも昇る喜びに悲劇がひとつ落ちたなら私は涙を思い出す真っ暗闇のトンネルでわずかに光が差したなら私は標を見つけ出す真夏の広い原っぱで休める影を見つけたら私はきっと安堵する