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弱い人 + 強い人

自分はずっと弱い人だと思って生きてきました。

なのに、なぜか、私は強い人と思われがちです。

しっかりしている、何でもできる、一人で平気そう、などなど。

これ全部私の苦手なところなのに。

苦手だったから、何でもできるように努力しています。

苦手だったから、一人旅もしてきたんです。

一人でできることが増えると自由度が増すから好きです。

でも一人でやっていても同時に寂しさが付きまとうんです。

孤独感が増すととても人恋しくなりますが、大抵の場合、強がっています。

できそうに見えると、そうでないのにと恐縮するのです。

誤解されている、または欺いている、その感じが嫌です。

できない自分、そしてやればできる自分が、分かれて存在しています。

どちらも自分なのに、行ったり来たり、うまく馴染んでいません。

それは、どちらも認めているけれど、片方に傾いたとき、もう片方をすっかり忘れてしまうからかもしれません。

以前は、「しっかりしてるね」と褒められると、「そんなことはない、できないことだらけで一人じゃ無理なの」と主張していました。

一方で、弱いと指摘されると、「そうでもないよ、案外ずぶといんだよ」と言いたくなっていました。

私は未熟で弱い人と努力する強い人、それぞれが離れることない仲間の関係で成り立っているみたいです。










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