おにぎりは最強の愛だ!!
嫌いだった。ずっと苦手だった母。
母のことを『あのひと』と言ったら、父が悲しそうな顔をした。
お母さんのことをあのひとなんて言うんじゃない。
お母さんがいなかったらな。とっくにこの家は潰れてるんだ。お母さんでもってるんだぞ、この家は。
そんなの知らない。
そう思ったが黙っていた。
父が悲しそうにわたしを見ていたから。
そんな母だったが、わたしが思春期を越え少しは世間の大変さを見知った頃。
母の握るおにぎりがおいしいことに気がついた。無論それがあたりまえだったので特に味がどうとか何も思わなかっただけなのだ。
熱々のごはんに塩をパラパラと振る。
それをしゃもじですくい、掌にのせる。
そしてリズミカルに握るとあっという間に形のいい塩むすびが完成する。
この握るのがわたしにはできないのだ。
見よう見まねでチャレンジするが、できあがったものは俵形とも楕円ともつかない、奇妙なものになってしまう。
姑があまりの不器用さに呆れて、おにぎりの型を買ってきてくれたほどだ。
これならオラヴさんでも握れるやろ?
そんな思いまでして握りたくないとは言えなかった。
今でもわたしはおにぎりが上手ではない。
母のリズミカルな手の動き、掌を開けると見事に三角おにぎりが鎮座していたあの時。
いくらでも食べられる塩加減。
海苔と梅干し、おかか。
母のおにぎりが食べたいな。
そんなことを渇望していたら、まるで母からのプレゼントされたようなこちらの記事が目に入った。
たゆ・たうひとさんのこちら!!!
これを読んだらまたおにぎりへの想いが一層募った。
これぞ母の愛♡
さっそく作るぞー。
型は必須となりそうだが。
たゆ・たうひとさんはお祭りを助けてくれるメンバーでもある✨
そしてもうお一方、恵さん。
惠さんはドラッグストアで医薬品登録販売者として働いていらっしゃいます。
医学的な観点からも不調に対してのおすすめレシピを紹介してくださっています。
そしてなにより料理上手!!!!!!
羨ましい…
さて、年齢をかさねてくるといろんなものや人に助けられているなと気づかされます。
若い頃には想いがいかなかったところに、ようやく辿り着けたような気がします。
そして辛い時、動けなくなる前に助けて!と声をかけ合える世の中にしたいと思います。
子供叱るな、来た道だ。
年寄り笑うな、行く道ぞ。
春の祭典ヤマザキのパン祭り、ではなく。
幸年吉日サークル春の祭典。
Help me!祭り。
どうぞ奮ってご参加くださいね❣️
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