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日本の漫画には「修行」がある

『一神教と帝国』という本を読んでいるのだが、中東で日本の漫画がウケているという。そのポイントが主人公が師弟関係を通じて「修行」をしているという描写が西欧的物語にはないビルディングスロマン的側面を表しているのだそうだ。

確かにドラゴンボールもナルトも師匠について修行をする挿話がある。欧米にはない展開なのだそうだ。

主人公が敵を倒すたびに強くならなければならないので、主人公が強くなるという論理的必然性として「修行」があるのだと思っていたが、それは日本的側面を持っているというのは新たな発見であった。

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