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古典へのアプローチについて

與那覇潤さんがnoteでこんなことを言っていた。

"歴史を語るってどういう作業かといえば、①かつては自明すぎていちいち文字にされなかったが、②いまは時代が変わりピンと来なくなってしまった過去の文脈を、③復元することを通じて世代の断絶に橋を架けることなんですよね。"

これって古典を読むときの態度に似ているのではないかと思った。

古典を読むときはもう一つアプローチがあって、当時の文脈を全く無視して現代のの視点でありのままを読むこと。当然その場合には全く違う文脈で解釈して都合よく読んでしまう怖れはある。

やはり歴史家が取るアプローチで古典を読むほうがいいのではないかという気がする。

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