デザイナー志望の就活生に送る、就職の可能性がちょっと高くなるかもしれないノート
アプリのデザイナーになりたい人に
今回は私が大手IT企業でデザイナーの新卒採用を担当し、実際に幾度も面接官をした時に感じた"通る就活生"と"通らない就活生"の差について記してみようと思います。
新卒・就活生を対象にした話ではありますが、転職時にも通ずるところはあるかと思います。
基本、アプリを主体としたビジネスを展開している企業での話になります。
では伝えたいことから書きます、"通る就活生"と"通らない就活生"の差。
それは面接の時に『一緒に働きたいと思えるか。その想像をしてもらえか。』ということが出来るか、出来ないかです。
一緒に働きたいと思われよう
田端信太郎さんの名note記事「就活生よ!会社を褒めるな! むしろ正しくディスれ!けなせ!」でもある通り、
"まず、大前提なのだが、就職活動というのは、「営業」そのものなのだ。"
面接という名の言わば営業の場を通して、面接官を口説き、一緒にこれから働きだす想像をしてもらえるかだと思います。
そんな場での基本的な内容をまとめると。
①、自己紹介タイム
②、ポートフォリオを見せながら、PRタイム
③、質問タイム
この中でどれだけアピールし口説けるか。になってきます。
アウトプットが重要
①、自己紹介タイム
まず、①に関してですが、こちらは半ばテンプレ的でもありますので、省きます。
ただエントリー前のよくある質問で、学歴をみてるか?美大でなければダメか?というのがありますが、これは断じてNOです。基本的にみてません(ただ書類審査での内訳はわかりませんので悪しからず)
ほうほう、こういう学歴なのか程度です。学歴は過程でしかありません、大事なのは今だせるアウトプットだけです。
もはや今だせるアウトプットの中での話だけと言っても過言ではありません。
ここが一番頑張るポイント
②、ポートフォリオを見せながら、PRタイム
つまり、②は重要ですね。ほぼココですね。ポートフォリオを見せるのは誰でもやりますが、ココが本当に重要だと思います。どう見せるかです。よくあるのは学生時代のアウトプットを紙でまとめて淡々と見せてくれるパターンですが、果たしてこれだけであなたと働きたいと思ってもらえるでしょうか?これで魅力を伝えきることができるでしょうか?
もちろん、中には紙ならではのディティールを計算し、アウトプットを出してくれる場合もあります。ただしそういった場合それこそ美大のトップクラスの方などにあたり、クオリティも突き出ているのでそれはそれでこれからも何してもこのクオリティを出す人なんだ!という部分での惹きを感じますので、全て紙はダメーという訳でもありません。
でも重要なのは現状とこれからなのです。
なので、その中でも色々とやり方はあると思うので、実際に良かった例や、自分が感じたもっと欲しい部分を列挙してみます。
アピールできると良い事例
と、ザッと出してみてコレ位はあります。どうですかね?中には難しい項目あるかもしれませんが、めちゃめちゃ難しくて絶対無理ということは無いと思います。でも実際列挙の部分が何かしら出来ていた人を思い返してもそんなにいません。逆をいうと出来ていた人に出会うと、ものすごく印象に残りますし、働きたいなと思えました。
なにせ、私にできることは想像しかすることができないからです。
最後はほぼおまけ
③、質問タイム
②の時間でみっちりアピールできれば、こちらは特にありません 笑 どうぞご自由にお好きなことを聞いて下さい。
と、こんな①、②、③をこなして面接終了です。お疲れ様でした。
合否の結果は後日メールにて、、、、
というドキドキと油断できない緊張の数日間が待っています。
成功を祈る!
自分の経験を思い出し記録的にも書いていたら長くなってしまいました。
あっ、そうです。色々と思うこととして書き連ねましたが、あくまで個人の所感ですので、そこんところ宜しくお願いします。
希望する企業により選考の考えも違いますので、あくまで一例として参考にしてもらえたら幸いです。そしてこれを読んでくれたうら若きデザイナーの就職の可能性がちょっとだけでも高くなったりしたら書いた意義もありそうです 笑 (Twitterシェア、いいねも是非お待ちしております)
私のTwitterはこちら → https://twitter.com/ohkiuta
というわけで最後にですが、自分の行きたいところに行けると良いですね!
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