久々の発熱と久々の映画

上の子が熱を出した。

昨日のご褒美にどこか遊びに連れて行ってやろうかと思ってもいたが、そんなことは言っていられなくなってしまった。やはり昨日頑張り過ぎてしまったのだろうか。

真相はどうあれ、少なくとも本人は「きのうのせいだ…」と言っていた。とはいえ微熱であり本人も元気そうなので普段通りに暴れていた。しかし昼食の時間になると腹痛を訴え、食後には少し横になるよう促すと、暫くして眠ってしまった。やはり頑張り過ぎたのだろう。

上の子が熱を出すのは凄く久々な気がする。前回はインフルエンザの時だったような気がするけれど、それがいつだったか憶えていない。noteを見返せばきっとはっきりするのだが、それもそれで面倒くさい。

そんな昼下がり、一応まだ病人扱いの下の子は元気に「ｴｰｶﾞ! ｴｰｶﾞ!」とどうせ寝落ちする映画鑑賞を催促してくる。

前回下の子と観たのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』だったので、その続きでも観ようかと思っていたが唐突に『アントマン』を観直そうという気分になった。

公開から結構な時間が経っている（何しろ続編が２本も作られている）し、Blu-rayも購入していなかったので、かなり記憶が曖昧である。一度観直しておくには良い機会だろう。

ということで鑑賞を始めたが、まず冒頭のハワードが出て来るシーンに見覚えがない。スコットが刑期を終えるところは何となく憶えている程度で、ダレンが出て来るシーンやダレンのキャラクターそのものについては殆ど憶えていない。ホープのビジュアルにも何だか新鮮なオドロキがあった（続編で女優が交代したかと思うくらい変化したのは憶えてる）し、その後の展開も「へー、こんな話なんだ」みたいな感じだった。

そして何と言ってもファルコンの登場に驚いてしまった。「エッ、この人出てきてたんだっけ！？」という感じだ。エンドクレジット後に示される通り、これがあったから『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』へ繋がるわけだけど、ミッドクレジットはともかくクレジット後の映像についても全く記憶にない。予告映像や続編などで繰り返し登場する終盤の戦闘シーンや３バカトリオ（このうちの１人は『ジャックライアン』でエラいカッコイイ役を演じていて驚いた）なんかは憶えていたけれど、それ以外は概ね忘れていた。

そのお陰で最後まで新鮮に楽しむことができたし、量子世界の映像も新鮮に面白かった。観直した甲斐があったというものだ。

私の膝の上で一所懸命に鑑賞していた下の子は１時間で寝落ちし、そこから先は入れ替わりに起きて来た上の子と楽しんだ。そんな上の子は夜になって熱が上がり、明日の病欠が確定した…。