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家族との再会

1日中遊び惚けて活動を停止してしまったかにも思えた自らの脳と体に喝を入れ、朝から半日を移動に費やした。などと言いながらも若干の寝坊をしたので、”喝”は脳に届く前に霧散していたようだ。

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乗ってはいないけど、ちょっとカワイくて好きな車両

長くて短い電車の旅

古い車体が走る古い線路を走る電車に揺られること1時間。私の脆弱な三半規管は早くも悲鳴を上げ、何かに集中することも眠ることもできずに朦朧とした意識の中で地獄のような旅路に身を横たえるだけであった。”喝”どころの騒ぎではない。
限界を迎える頃、丁度乗り換えの駅に着いた。

電車の乗り換えで多少リフレッシュされた上に、多少マシな地形になったようで、私の体は随分と落ち着きを取り戻していた。

初めてフォルムを見たときからAとの血縁関係を疑っていたのだが、果たして…

一家総出のお出迎え

そうしてまた電車に揺られ続けること2時間余、漸く電車の度は終わりを迎えた。こうして見ると大して長い時間でもないのだが、体感的には倍以上の時間を過ごしたかのようであった。

駅で待つこと数分、迎えの車が到着した。義理の父が運転する車には、義理の母と家内と我が子2名が乗っており、大きな荷物を曳いた私が乗ると車内はすし詰め状態である。
折角のお休みにお迎えをしてくださった上に窮屈な思いまでさせてしまい、家内のご家族には申し訳ない限りなのだが、これから更に1週間お世話になるのだ。迷惑どころの話ではないだろう。手土産は持参したものの、また改めてお礼の方法を考えねばなるまい。

さてそういうわけで、今月の頭に東京へ戻って以来、暫く振りに家族と再会した。「家族との再会」などと書くと少し大袈裟だし、何か悪いことをして塀の内側で反省していたかのような書き方ではあるが、noteのタイトルとしては多分これくらいが丁度良いのだ(多分)。

子供たちは2人揃ってぐっすりと眠っていたが、それが何より安心できることであった。車内が賑やかだと落ち着かないというのは当然あるのだが、そんなことよりもまずは健康そうであることとリラックスできていることが自らの目で確認できたわけである。

そして、一番心配していた家内も元気そうなのが最も喜ばしいことだった。

我が子たちに望むこと

今の私がこの子たちに望むことはこれより他無いのだ。生まれる前はあれやこれやと思い描きもしたが、いざ生まれる直前になってみると、とにかく無事に生まれてくることだけが望みであった。
生まれてからも何だかんだと心配事は後を絶たないのだが、ひとまず健康に過ごしてくれればそれで良いと思っている。離れている間に心配するのも、大きな怪我や病気が無いかどうかであった。

今後成長するにつれ、何かとヤンチャしたり裏切られたりすることはあるだろうが、とにかく健康に育ってくれればと今は願うばかりである。できれば可能な限り健全にも育って欲しいが、それも我々の努力次第であろう。

そんな我が子は、久々に再会した私に対して照れているような怒っているような、極度のツンデレ状態であった。色々な感情が自分の中で処理しきれなかったのかも知れない。帰りの車中では次第に落ち着きを取り戻し、家に着いてからは思いつく限りの遊びを次から次へと要求してきた。少しずつ複雑な感情が芽生える2歳児にとって、ここ最近の環境の変化はまさに天変地異にも匹敵するものなのだろう。キミはよく頑張っている。

一方、1か月検診を終えたばかりの下の子は、そんな周囲の状況などお構いなしに元気な泣き声を披露していた。特に私のことも警戒することなく腕の中で眠りに就いてくれたので、ひとまずホッと胸を撫でおろした。

遊び惚けた昨日の話

このような様子なので今日は疲労困憊している。そうなることは予想できていたので、昨日は1日遊び惚けることにしたのであった。過酷な現実には、段階を踏んで接していくことがストレスを溜め過ぎない秘訣なのだ(個人の意見です)。

さてそれではどのようにして遊び惚けたか、ダイジェスト的に振り返っておく。舞台は北九州市の小倉駅周辺である。

■昼食は少し高級なステーキ

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正確な金額は忘れたが、確か2,500円くらいのステーキセットを宿泊しているホテルのレストランで食べることにした。
というのも、GOTOトラベルのクーポンが11,000円分付与されており、しかもこれはチェックアウトまでに使い切らないと消失してしまうのだ。

使える店も限られており、且つ電子クーポンしか持っていなかったので尚のこと選択肢は狭まっていた。そういう事情もあったので、友達を呼びつけステーキを食べることにしたのである。いつも急な私の提案に快く応じてくれる彼にはとても感謝している。

ちなみにステーキ自体は硬くて美味しくなかった。もう少し高価であれば残して文句を言っていたところだが、全額をクーポンで支払える上に、その支払い方法が面倒で手間取っているうちに面倒になって嫌味のひとつも言わなかった。
結婚式にも使われるホテルなのに、あれが披露宴で提供されたら結構しめやかな空気になりそうだが大丈夫なのだろうか。まぁきっと大丈夫なのだろうし、そもそも私なんかが心配することでもない

■服を買う

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東京を発つ前に仕事が残っていたり歯医者の予約を入れていたりでバタバタしており、着替えが足りないことが発覚した。どうでも良いことだが、歯医者では治療費に10万支払ってきた。旅の初めから痛恨の出費である。

それはともかく、服を買わなくてはならなかったので、適当にその辺で2着ほど見繕った。数店舗まわってみたが、あまり気に入る服は無かった。
友達も3着ほど買っていたし楽しそうだったから、結果的に良かったんじゃないかと勝手に思っている。

残念ながらクーポンは使えなかった。

■おやつ

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クーポンが余っているし休憩したかったので、良く行くお茶屋さんでおやつを食べた。土産も購入したので、クーポンは無事に全額使い切ることができた。

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今まで知らなかったのだが、このお店は辻利の分家だそうで、支店を出した際にこのまちが気に入ってそのまま商売を続けられているようだ。
小倉へ訪れた際には必ずと言って良いほど立ち寄る店で、家内とも結婚前から何度か”お茶”をしに来ている。それなのに店のことは何も知らなかったし気にも留めなかった。「あそこのお茶屋さん良いよね」だけで済ませていた自分が幼いなと感じる秋の夜であった。

お茶に造詣の深い人もそうでない人も、歩き疲れたら気軽に立ち寄ってみては如何だろうか。

死ぬほどどうでも良い情報だが、このお店で件のクーポンを使ったのは私が初めてだったようで、使い方を少し御指南申し上げた。どうでも良い。

■ゲームセンター三昧

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とにかくノスタルジア。検定や知らない曲などを少しずつ埋めた。

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コナミ筐体に仕込まれていた芸術作品である「morning music」のRealは面白い。今後も繰り返し練習したいが、7,500nos支払うべきかどうか…。

写真は一枚も撮っていなかったがチュウニズムを久々にプレイした。イメトレだけはしていたので、その成果あってかクリアできる曲が増えていて、壁を一つ乗り越えた感覚があり夢中になってプレイしてしまった。
音ゲーを続けていると必ず感じるこの感覚が気持ち良くて、これが音ゲーの中毒性でもある。また、友達との同時プレイが何より楽しくてひたすらチャー研していた。オンラインマッチができれば言うことないのだが。

■夜は「いつものお店」

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知り合いのお店へ再びお邪魔した。今月いっぱいで一旦店を閉め、近所に移転するということなので駆け込み需要もあって賑わっていた。

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昼間のリベンジとばかりに「黒毛和牛の中落ちカルビ鉄板」をお願いした。昼のものより格段にモノが良く、それでいて安価であった。この世の中は混沌に満ちている。

■おでんとラーメン

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「いしん」のご夫婦を多少強引に2次会へお誘いし、お店の片付けを待ち、別な店へ向かった。このお店もドが付くほど定番のお店ではあるものの、ついつい立ち寄ってしまう魅力的なお店なのだ。

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私は2日連続でここのラーメンを食べることになった。日付が変わるまで、取り留めも無い話に花を咲かせた。

■深夜のラウンドワン

「いしん」のお二人とは別れた後、チュウニズムをもう少しプレイしようということで、友達の車で24時間営業のラウンドワンまで向かった。

24時間営業なのは良いのだが、アミューズメントフロアは営業が終了していた。風営法を調べてから出発すべきだった。

■謎のスマホゲーム

ラウンドワンではこの日配信開始したスマホ向け某音ゲーを少しプレイした。プレイして何より驚いたのは電池消費の速さであった。多少なりともチュウニズムの練習になるかと思ったが、スマホもプレイヤーもストレスに耐えきれそうにないのでアンインストールすることにした。残念だ。

おわりに

こんなに長々と書くつもりはなかった。
明日からの生活に備え、今日は早く休もう。

地域共通クーポンは、使うのを辞めようかと思うくらい面倒なシステムな上に何かと制限も多い。もし近いうちに旅行を予定している人が居れば、下記サイトを熟読の上、これに臨まれたし。


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