見出し画像

プロって何??どうやってお金もらえるの?

こんにちは!!!!

大橋です!!もう三月後半ですね!!!

しかし風も強くめっちゃ寒い!!!
春来いよ!

そういえばちょうど10年前は大好きなラルクアンシエルのライブを見るために国立競技場に行ってました。

10年前も今日みたいに風が強く本当に寒かったです。2月より寒くね?。。。。。

10年前は僕はまだ20歳。音楽学校に通ってましたが「プロになれるか不安だな~」と毎日思っていました。
その当時そんなことを考えていましたが「プロ」って何かはわかりませんでした。

何をもって「プロ」なのかは色々な考えや意見がありますが

当時ドラムを習っていたJAZZドラマーの砂掛先生に「プロって何ですか?」って質問して
「その道で生活している」というのを教えてもらいました。

10年たって今、僕はドラムで生計を立てています。砂掛先生の理論だと僕は「プロ」です。

僕も自信もって自分が「プロ」だと思ってます。

ただ「その道で生活している」というだけだとなんかしっくりこないな~と最近思っていました。
そして最近「プロ」というのに自分なりの考えができたので少し書きたいなと。


「プロ」ってなんなのよ!

「プロ」っていうと

Mステにでている。フェスにでている。事務所に所属している

など"表向き”のことが想像されるのではないでしょうか。たしかにその通りです。そんじょそこらの人がテレビ出たり、事務所には所属できません。

他にも「プロ」っていうと

すごい技術を持っている!めっちゃ速たたく!何でも曲を叩ける!

等もありますね。、

たしかに卓越した技術は膨大な時間を有して得られるものです。簡単には手に入りません。

ここまで上げてきたMステ出演経験なく、とんでもないスピードで演奏も僕は出来ません。

でも僕は「プロ」です。

「プロ」というものには様々な要素が備わっているのではないかと思います。

①「大きな舞台で演奏経験ありだけど一回だけでそれ以降はアルバイト生活」
これは皆さんプロって感じますか?

②「すげ~スピードで叩けるけど毎日YouTubeに動画あげてるだけで再生一桁未満」
これは皆さんプロって感じますか?

③「卓越した技術はないが心地いい演奏や人柄でお客さんや周りから仕事が途切れない」
これは皆さんプロって感じますか?

僕は③はプロだと思います。①、②は「プロ」ってより「すごいね!」
って感じではないでしょうか。

③や僕は「継続的にお仕事が入っている」状態。継続的にお仕事入っているということは収入もそれなりにあること。

「提供するものの責任」

もう一つは「責任」

「はい!叩きました~終わり~」では良くないです。

自分が携わる作品にたいしてどうすればよくなるのか。自分の美学を通せるのか。妥協を許さない

早くたたいたり、色々知っているだけでは宝の持ち腐れ。技術や知識は作品をよくするため要素にしかすぎません。

「この作品を最高のものにするぞ!」「この人にこういう影響を与えるぞ!」という責任がプロと呼ばれる人に共通しているのではないでしょうか。

その熱意、情熱が作品に命を吹き込み、お客様の心を動かくのではないでしょうか。

お金はどこから来るの?

僕らアーティストやクリエイターのギャラや依頼料をもらいそれで生活をしています。
急に空から降ってきたり、気づいたら落ちているわけではありません。

全て「人」から頂いているものです。
・生徒様
・ライブに来てくれたお客様
・依頼をしてくれた人
・YouTubeやサブスクリプション再生してくれた人

など自分のドラムに価値を感じてくれた人がお金を払ってくれるんです。

これが大事なところかなと。

「その道で生活している」や「お金を稼いでいる」ってなんかしっくりきません。

上記の二点がなぜできるのかというと

「人に価値を感じさせるものを提供する」僕はこう考えています。
お金についての考え方でおすすめなのがこちらの本。
ストーリー仕立てで没入します。

過去の僕

少し昔話をさせてください。

僕は音楽学校時代、授業についていけないほど周りよりも技術的にも精神的にも置いていかれていました。

演奏力も影響力もなかったのです。当時はわりと凹んでいた日もありました。

後輩や同期があんな技こんな技出来るのに僕は出来ない。練習したけど追いつけない、それどころか周りとの差に諦めてました。精神的にも根性無し野郎です。

しかしそれでも3年間で360万払ったということと「就職は嫌だ」という気持ちで何とかドラムで生活できないかと考えながらフリーターライフ。

月収12万の時もありました。
マジでどうやって生きてたの。。。。。

たまにバンドやってバイト。そんな毎日ライブしてもお客様は0。
今思えば当たり前です。

何も考えていないライブや演奏でしたから。お金もらってもみたくないレベルだったでしょう。

こんな自分がいつになったら「プロドラマー」になれるんだよと思いつつ現実逃避していました。

そんなとき後輩のドラマーから名古屋のとある音楽教室のドラム講師引継ぎの連絡が来ました。
これはチャンス!と思い承諾。

すぐ生徒様が3名ほどいたのでレッスン。それで得ることが出来たお金は1月 数千円僕はこれが本当に嬉しかったです。

ドラムのお仕事でもらえたお金。レッスンなので継続的に入ってきます。

フリーターライフの僕としてはとても嬉しかったです。

それからは昼はドラム講師、夜はジャズライブハウスでバイトをして生活。
一か月全部で15万とか17万とかだったかな~~そこから家賃とか生活費とかなんで贅沢は出来ませんでした。

講師経験もできて楽しかった自分は人に教えたり、話したりするのが得意なんだと実感しました。

そういえば中学生の頃担任の先生からは「お前は詐欺師になるタイプだ!」って言われてました笑

今思えばマジ失礼な先生ですが当時から僕は口がうまかったんですよ笑

この時から気づずに好きなこと×得意なこと=天職 の方程式をやっていたんですね。

こちらの記事で詳しくお話してます。

才能についての本はこちらがおすすめです。
めちゃくちゃ読みやすいです。

それから個人レッスンを開始。これがめちゃくちゃ大変。。。。だって音楽教室が集めてくれていた生徒様を個人レッスンだと自分で集めないといけないんですから。。。。。

しかも別にテレビも出てないし、イケメンでもない。。。。口のうまいドラマーってだけ。。。どうしたらいいの。。。と

でもとりあえずやれることはやろうとSNSとかで生徒募集。半年に一度ポツンと問い合わせがありました。

これじゃあやばいよな!とネットとかで生徒募集のやり方やほかの音楽教室が何をやっているかなど研究しました。

ドラムの練習よりもリサーチ頑張ってたかも笑
だってお客様がいないと僕のドラムは意味ないんだもん!!!

僕は「僕の提供するもので人を幸せにしたい」精神なので頑張りました

根拠のない自信もありました。
「自分のレッスンは体験したら絶対ファンになってくれる!!」
なのでとりあえず知ってもらおう!会ってもらおうとあの手この手を画策。

いわゆるマーケティングってやつです。自力でHPを作成したり、広告デザインしたり一人で会社みたいなことやってました。

「ドラムレッスン」という商品を売るために何をするべきなのか。商品紹介ページ作成、商品画像、レビュー集め、どんな層が求めているかなど。。。

ここらへんから「俺本業ドラマーだよな。。。???最強かな」って思ってました。

そんな努力の甲斐があって生徒様が集まり、演奏依頼などをいただけて僕は生きています。

もちろんマーケティング頑張ったから生活出来ているわけではありません。

「いい商品を全力で提供する」これを続けてきたからです。

僕の使命

お客様、生徒様が笑顔になる「もの」を提供する。それが僕の使命です。

正直ドラムでなくてもいいと思っています。僕と60分話して満足して帰る生徒様もいます。

この前うれしかったのが「最初はドラムを習いに来てたけど今では先生に会うために来ています!」というお言葉を頂けたこと。

また別の生徒様から「内気な娘が最近先生のレッスンのおかげで自信ついてきました」と手紙を頂けたこと。

また別の生徒様から「先生は本当すごいよ。絶対成功する。」と言っていただけたこと。

こう、書いていると色々思い出すので熱くなってきます涙

あ~俺がやってきたことは間違いじゃなかったんだな~と。

そんなこんなで今があるわけであります。

ありきたりな言葉ですが僕一人の努力ではドラムで生きていけていません。支えてくれている人がいるから今日もこうして自分が信じるものを提供して生きていくことが出来るのです。

「人を大切にする。」これがプロとして一番大事なことだ。と今は考えています。

スターバックスの本を読んだんですけど
スタバで提供するコーヒーや体験が一番のマーケティングと考えているそうです。

「いいもの」を提供すれば自然と口コミなどで広がる。
変な曲やキャラクターを使ったCMをする必要はないと。
スタバの本はこちらです。
ビジネスをやる人は必読です。

このスタバの考えですがついこの間
飲食店を経営している生徒さんが同じことを言っていたんですよ。。
その生徒さんはいわゆる世間でいう「成功」をしている人です。

やべえベンツに乗っていてハイブランドをきて町中にマンション所有。
こうやって書くと「金持ちか!!」っとひねくれる人もいるかもしれませんが
お金を持っているという事はそれだけ「人」からお金をもらっているということ。

お金をもらっているということはそれだけ沢山の「人」を喜ばせているとになります。

「お金持ち」って聞くとなんか悪いことしているんじゃないの?とか怪しいとか思うかもしれませんが
全部が全部そんなわけではありません。

少なくとも僕の周りの経営者さんや裕福な人は
腰も低く、とても信念をもって仕事に向き合っている人ばかりです。

この前ローランドさんのYoutubeを見ていたんですよ。
その中でローランドさんが「(ホストで)売れるための事を24時間考えていた」と言っていたんです。


正直初期の僕は自分のレッスンがどうすれば良くなるかなとそこまで考えていなかったと思います。
しかし個人レッスンを始めて「自分の教室!責任。」と自覚してから
これまで書いてきたとおりレッスン内容や話し方、色々な人に僕を知ってもらう方法をずっと考えるようになりました。
まじで朝起きて寝る時まで考えています。

どこかお店行ったりしても
「この店員さんの接客の仕方真似しようかな」とか
「こんなサイトにすると見えやすいのか〜」
など
日常のどんなものでも僕のものにできないかと考えてしまいます。

ちなみに生徒の飲食店経営者さんに
「一日何時間料理のこと考えてますか?」って聞いたら

即答で

「25時間!!!」

って返ってきて本当に面白かったです。

その道でお金を稼いでいる人の考え方はすごく勉強になります。

サロン経営されている生徒様は
「お金なんて考えてない。目の前のお客様の為に全力考える。」って言っていてしびれました。

お金!ギャラ!!!って考えていると報酬優位の考えになり
いいパフォーマンスを発揮できません。

情熱も失われていくでしょう。

自分が今やっていること。好きなこと、目の前の人に出来る事。
それを全力でやる。

こんな情熱がある人が「プロ」として生きていけると思います。

お金は後からついてくる。

もっと僕もたくさんの人を喜ばせれれるように
頑張っていきます。

僕が全力で提供しているもの


最後に僕がやっている教室の宣伝をさせてください。

僕の運営しているドラム教室では

「ドラムを叩けるようになる」という表面的なものだけではなく
・練習や考え方でいかに課題をクリアするかという論理的思考力
・積み重ねた先の成功体験
・音楽を通しての脳の活性化
などを踏まえてレッスンを行っています。

ドラムを通して私生活や人生の豊かさを提供したいと考えています。

もう一つ、ドラム教室と合わせて話し方、考え方教室もやっています。
・自分に自信がない
・緊張しやすい
・異性と話せない
・職場関係がうまくいかない
など様々な問題は

コミュニケーションとマインドで変えることができます。

僕も初めから人と話す仕事や人まで演奏できるようになったわけではありません。

色々な人と話して本を読み実践して克服していきました。

僕の体験談や成功体験を踏まえてレッスンしていくので
効率よく受講できます。

ドラム教室、話し方講座気になる方は下記のHPからお問い合わせをお願いします。


この記事が参加している募集

自己紹介

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?