マーケットバリューを把握して、自分にサブタイトルをつける①
突然ですが、ご自身の”マーケットバリューは何?”と聞かれて、すっと答えられますか?
転職をするにしてもしないにしても、自分のマーケットバリューを知っておくことって、とても大切だと思うんです。
二回に分けて、”マーケットバリューを把握して、自分にサブタイトルをつける”という話をしようと思います。
マーケットバリュー、直訳すると「市場価値」ですね。文字にするとすごい大層なことに聞こえてきて、”いやいや、私なんかそんな…”って尻込みしてしまうかもしれませんが…。
人は必ずその人だからこそ持ってる価値ってあると思うんです。そして一つではないと思う。でも、日常生活の中で考えるタイミングなんてあまりないから、言語化できていないだけなのではないかと思います。
その価値をわかっていると、会社の中でどのように価値を高めていけばいいのかや、転職活動をするときにどこが強みなのかというところが明確になります。そこが明確になればなるほど、他の人では替えの効かない求められる人材になっていけると思います。
マーケットバリューを測るときに大切なのは、
社内ではなくて市場視点で価値を測ること
会社組織で働いていると、社内でどんな役職に就いているとか、どれだけ出世が早かったかということに目が行きがちですが、残念ながらその価値は一歩会社を出るとあまり意味をなさないこともあります。
資格取得はその価値をわかりやすくする指標の一つとして有効なものだと思います。では、資格だけが価値基準なのかというとそうではなく、今の職場での経験を社外の人へも伝わるような伝え方に置き換えると良いと思います。
・○○の売り上げを△△のエリアで□%あげた!→目標を着実に達成する力
・○○のプロジェクトリーダーの経験→チームを統率する力
・○○の開発実績→0から1を創り出す力
・○○のコストを□%カットした実績→ムダを見つけて周囲を巻き込んで行動する力
・○○の領域については法理解が抜群に強い→専門知識
・電話アポイントから訪問への獲得率が○○%→人の心を動かす話術
・時短勤務ながら予算達成○○%→生産性の高い働き方
など、大きなものから小さなものまでできる限りたくさんあげてみてください。パッと見ると、学生の時の自己PRとそんなに大きな違いがあるようには見えないかもしれませんが、”実際の業務の中での実績”であるという点は大きく違います。自分の言葉で語ることができますし、聞く側も実績として聞くので伝わり方がぜんぜん違います。(学生時代の自己PRはどうしても職務経験ではないので、想定の領域を完全に抜け出すことはできない…)
この色々なバリューの掛け合わせをすることによって、”替えの効かない人材”になることができるのです。
なんども伝えている通り、
”転職する予定がなくても自分のマーケットバリューを把握して働いている”
という、ことはとても大切です。
なぜなら、この不安定な世の中自分の会社がいつまでもこの状態であり続ける保証なんてどこにもないから。
いざ、そうなった時にいきなり路頭に迷うのと、すぐにシフトチェンジできるのとでは、スピード感がぜんぜん違います。
まぁ…そんなシーンに遭遇しなくても、次自分はどんな成長をしたいのかという指標にもなりますので、ぜひ自分のマーケットバリュー探し試して見てください^^
つづく…
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