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呪いの言葉からの抜け出し方

呪いとなる言葉は『否定』込めた言葉だと思います

『ちゃんと話をしたい』と言っても
『どうせわからない』と言われると
気持ちの行き場を失い。。

『あなたはおかしい』と言われると
孤独を感じるし。。

『本当にダメな人』と言われると
自分のダメな部分を直そうと
ダメなことを探し始めてしまうし、

『言っても無駄』
『気持ち悪い』
『あなたはおかしい』
『なんなの?怖い』
『うざい』

相手の思い通りではない状況で
寄り添ってもらいたいと願ってるときに
実際私が親を含めた色んな人に言われたことがある言葉なのですが
すべての言葉が『私が悪い』『私のせい』と聞こえてとてもつらく悲しくて。。。
それでも勇気を出して悲しさや不安を伝えれば
『そっちの勘違い』『受け取り方の問題』と言われ、
どの方向からも救いのない状態になるのですが

ここでひとつ思い出してほしいのが
『Iメッセージ』と『YOUメッセージ』です
否定的な言葉はだいたい
●あなたに言っても無駄
●あなたは気持ち悪い
●あなたはおかしい
など相手のことを主として話してて、
言われてる人は
●私は悲しい
●私は不安
●私は話をしてほしい
など自分の気持ちを伝えているという言葉のからくりみたいなものに気がつくと、一気に自分の問題なのか他人の問題なのか
自分の気持ちなのか相手の気もちなのかという『境界線』をパッと
引けるようになるんです
相手の言葉は相手のものという重要な境界線が引けると
自分で自分の心を守るきっかけになるかもしれませんし
相手の言葉は暴力だと気付けるかもしれません


受動攻撃という態度で行う
『舌打ち』『無視』『モノにあたる』
『ため息』などと組み合わせのように使われる
否定的な言葉。。

それは私を不安にさせて
心を壊してきたもので。。
その傷は『トラウマ』として
数日に何回か
もう数年ずーーーっと繰り返すように私の心に影を落としています。

その人たちも出会いは普通の人。というか
普通の人よりも物凄くいい人だったので
尊敬していた人たちだったはず。。
ある日を境に(私が思い通りに言うことを聞かなかった日から)
徐々に少しづつ豹変して、
最終的には見る影もなく
別人のようになっていく様子を見るのは
とても悲しいものでした。

出会った頃は庶民的で普通の人というとこに
安心感すらあったのです。
それが最終的には見る影もないほど
尊大な形に人格が変化しているようで
まさにキツネにつままれたような気分というのがぴったりの現象だった気がします。
それだけ、理想化から脱価値化は
理想が高すぎる時の落ちる振り幅は大きいものらしいですね。。


その人たちの言葉は
『常識的に』という言葉を使いながら突き放し
『当たり前』という言葉を使って罵り
『立場』でその人への扱いをそれこそ
天から地まで転げ落とすように豹変します。
(脱価値化)

自分が正しくてお前がが間違っているという
白か黒か。。上か下か。。の言葉に溢れていて。。

そうなると。。
『私の気持ちを聞いて欲しい。あなたの気持ちも話して欲しい』という
対等を願う気持ちが通じなくなります。


人を人だと認識していないような
粗末な扱いはその人の心を壊してしまいます。
壊れた心ってなかなか治らないんですよね。

その私自身の人格を否定するような
呪いの言葉を受けた私は。。
結構長い間、その言葉に縛られるようになります。

『そういう人間だわ。。さよなら』
『クズだった。最悪』
『それが本性!』
と割り切れればいいのですが。。

育ちの段階ですでに否定をされすぎてる私のような人には、
『私は何もできない』
『私は間違っている』
『私は生意気である』
『私は問題のある人間』というような
親の教育とその他人の言葉が同じものに聞こえ、

『自分が悪いのかもしれない』
『自分が変われば相手も優しくしてくれるのかもしれない』
『自分の立ち回りが良くなかったのかもしれない』
『相手が笑ってくれるにはどうしたらいいんだろう』
『相手に邪険にされないためにはどうしたらいいんだろう』

みたいに、相手の牙が自分に向けられた原因の全てを自分のせいだと思いこみ、
自分で自分を傷つけてしまう扉の前に立ってしまって
そこから動けなくなる。。


そんな風になってました。。

そんな時に助けになった
心理学の考え方は

『どうせわからない』『言っても無駄』
『うざい』『しつこい』『気持ち悪い』
という言葉や、
無視、ため息、舌打ちなどの、受動攻撃は

『相手の気持ちで、相手の行動』である。


それに対して
『悲しい』『わかって欲しい』『知って欲しい』
というのが、私の気持ちと私の行動。

という感じに自分の中にしっかり境界線を引いて整理してみるというのが
私の心を軽くしてくれました。
『Iメッセージ』と『YOUメッセージ』です。

ノートに書いてもいい。
心で考えてもいいし。

『自分』と『自分以外』の
言葉と行動を分けて整理してみると
『自分』の気持ちが見えてくる
というものでした。

自分が意図しなくても
否定的な言葉や罵り、
罵声などは受けてしまうことがありますし
みんながその瞬間に相手をパッと切れるわけじゃないから。。

パッと切れない私は心理を知ることで
自分を責めることをやめられたような気がします。


心理学を調べまくったおかげか笑
今ではトゲや毒、刃や牙を向ける側の人の
気持ちにも理解を示して寄り添える気持ちも芽生えてきました。

私は不安だからへりくだりますが笑
その人たちも不安だから牙をたてること。

愛着の傷。。過去の傷がそうさせているということを、学べたことが私みたいに
なんでも理由が知りたくなってしまう人には
すごく合っていたのかもしれません笑


私がお会いしてるカウンセラーさんは元々
回避の傾向が強い方だったらしくて
不安の強い私とは正反対の人なんですよね。

水と油のように合わずに
攻撃する側とされる側
回避する側とすがる側みたいに

人間関係が泥沼化しやすいという、
回避型と不安型なんですけど、
その人がいう、
『根っこは同じ愛着の傷を持った同士』
という言葉が好きです。

合わないから無理!
さよらなら!
はい、リセット!ではなく。。

お互いを知り、寄り添い合う心を
諦めないで持ってていいんだ!!って
思えたことが
私を物凄く安心させてくれてくれたように感じてます。

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