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立派な人間

アダルトチルドレンたちは
どうしても幼少期、親の気を引けなかった
親の愛情を上手く受け取れなかった
または、与えられていなかったために。
愛着に大きな傷を抱えていて、
経過よりも結果を重要視してしまうところが
あると思います。

大人になるともはや誰のためなのか
なんのためになのか。。
忘れてしまうんですけど、
『誰にでも好かれる人』や
『立派な人間』『尊敬される人間』になりたがってしまいがちです。。

自分をそっちのけで。。
自分の人生を投げ出してしまってまで
人を助け、人の評価を欲しがり、
もはやゴールなど見えていない状態で
ひたすら自分の思い描く
誇らしい自分を目指し、
素晴らしい立派な自分のあり方を形にしようとしてしまいます。


毒親と呼ばれる人たちの考え方はまた違うかもしれませんが。。
正常な状態の人なら。。
あなたが立派に生きることより
あなたが幸せに生きることを望むんです

あなたが誰もが羨む人生の成功者になることより
平凡でも自分が幸せだと思える生き方を望みます。

あなたの名前が世界で知られることよりも
目の前の愛する人にあなたの名前を呼ばれることを望みますし、

沢山の人に拍手をされ、名声を響かせるよりも
たった1人と抱きしめ合い、支え合うことを望むんです。



アダルトチルドレンたちは。。
親の期待に応える人生を送っているので
そんなことにも気がつかずに
親から離れた今も、
誰かの評価が欲しくて
誰かに認めてもらいたくて
誰かの期待に応えることで
自分という存在を確かめながら生きてます。


その誰かが。。誰のことなのかも覚えていないのに。。


アダルトチルドレンから目覚める時。。
認めてもらいたかったのは親だと気づく人が多いんです。
私も例外じゃなかったですけど。。

認めてもらいたかったのも
愛されたかったのも
大切にされたかったのも
話を聞いて欲しかったのも
一緒に笑って欲しかったのも
抱きしめて欲しかったのも
手を繋いで欲しかったのも
甘えたかったのも
褒められたかったのも

全部『親』です。

もう成長してしまった。
大人になってしまった。。
一瞬は空虚感や絶望感を感じるかもしれませんが。。。

誰に認めてもらいたかったのかよくわからない。。。ところを、『親だった』と
ハッキリ感じることができると、
叶わなくても、自分の気持ちは素敵なものだと
心で認めることができた時、

はじめて自分を愛するステップに進めると思います。
自分の人生を生きる道に立てるんだと思うんです。


自分を認めて愛せるようになると
人からの愛情も受け取れるようになるでしょう。
ちゃんとまわりを見渡して
過去を振り返ったら
あなたを愛してくれていた人たちの心に
やっと気づけると思うんです。

平凡な毎日や
なんでもない自分。
何かになろうとしない
等身大の自分自身は案外素朴な人間だったりして、それが何にも変えられない魅力だったりすると思います。

長所もあるし短所もある。
けど変わらずに自分に寄り添ってくれる存在に、
あなた自身が気づける心になっていけるといいですよね。

多分。。立派な人間になろうと躍起になってる時に蹴散らしてきた人。。
いるのではないでしょうか。笑

親の期待に応える人生に気がついて
自分の人生の方に舵を取れたら
少し過去を覗いてみてください。
立派な人ではない、等身大の部分を見てくれていた人が必ずいるはずですから。。

それを見つけることができたら。。
次は健康な人間関係を未来で作っていけるのではないなぁと思いますし、
そうであって欲しいと願ってます。


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