品格

人としての品格は『しないこと』にあらわれると思います。

優しい言葉を言う
親切にしてくれる
嬉しいことを考えてくれる
話が面白い
素敵なことをしてくれる

人は自分を優しく見せるために。。
なんなら自分のためにこのようなことが
できてしまう生き物です。
相手への印象操作に当たります。
自分のことをいい人に見せるために
目の前の人に気に入ってもらうという下心が
『演じる』という形で出てくると
その人はとても素敵な人に見えると思います。

それは見抜くのは困難です。
正直初動で見抜ければ傷つくことはないと思うんですけど
これ。。やってる本人も
自分で自分を騙してるパターンもすごく多くて。。
ありのままの自分を認められない人だと
良く見せている自分が本当と自分と思い込んでいたりするので
そうなるとなかなか一瞬ではわからないんですよね。。

ただ、本性というか、
抑圧されているありのままの自分を
いつまでも隠し切ることはできないので
いずれ出てきます。
病的な人だと早くて3ヶ月ぐらい。。
頑張っても1年未満ですかねぇ。。

気が緩んできたり
もしくはいい人の仮面を被らなくていいと
見下したような判断をしたときなどに
その全貌が出てくるんですけど。。

その前にどうにか早い段階で気がつきたい！！と
思いますよね。。

そんな時、注目したいのが『品格』の部分です

最初に書いた
↓↓↓

優しい言葉を言う
親切にしてくれる
嬉しいことを考えてくれる
話が面白い
素敵なことをしてくれる

などは意識してできることであり、
下心さえあればやれることなので、
注目したいのが

『何をしてこないか』です。

ところどころで嫌味を言ってこないか。。
ところどころで無視してこないか。。
ところどころでイラッとしたそぶりを見せないか。。。

ところどころ。。というところがポイントなんですけど、

あなたを傷つけることをしてこない。
あなたが嫌な言葉を使わない。
あなたの嫌ということをやらない。
あなたの気持ちや行動に水をささない。

演出の優しさではない
あなた自身に寄り添った行動や言葉遣いをしてくれるのかが品格にあらわれると思います。

言葉も伝えるか飲み込むかって
選ぶことができますし
行動も動くか止まるか
選ぶことができますから。。

その人の品格をしっかりキャッチして
適正な距離を持って人付き合いができるといいなって思います。

このね。。『水をささない』
とくに、これはすごく品格出ると思います。

不思議なんですけど
毒と呼ばれる親も
自己愛の強い人なども。。
必ずと言っていいほど
人の行動や言動、楽しみなことや嬉しいこと、
やりたいことなどに対して
水をさしてきますから。

それは『心配してあげてる』とか
『自分が〇〇してあげる』などの
相手のことを思っている風の、
さまざまなオブラートには包まれていますが。。水をさしてきます。。

なので、品格を見るときは
自分の言い分を通したい人なのか
相手の気持ちに寄り添える人なのか。。

『共感力』に注目するといいかもしれません
時間がたっても共感力がぶれない人。。。

そんな人に自分もなっていきたいし
そういう人たちに囲まれて
安心して生活したいなぁって思います。

どうしても不安型は目の前の人を
100%以上の気持ちで信じようとしますからね。。
信じたいんですよね。。
私もそうなのですごくよくわかるんですけど
信じている合間にも
目の前の人の『共感力』や『品格』へのアンテナは張っていたいところです。