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幸せや喜びに罪悪感を感じるということ


アダルトチルドレンの人に多いのではないでしょうか。

小さなことでも
自分個人の幸せや喜びに罪悪感を感じること。

自分が幸せを感じる時には、まわりの人も笑顔でいて欲しい。いなくちゃいけない。
まわりの人が笑顔じゃないと
安心して自分が幸せを感じられない感覚です

私は自己犠牲や服従などの心の傷を持ってるタイプなのでこの感情がすごく大きくありました。

『幸せになることに罪悪感がある状態』です
幸せを感じることすらも、誰かに許してもらわないと感じれない。。

『ご褒美』という形でしか
自分を幸せにすることを許してあげられない
許可してあげられない。
そんな心理です。
幸せが無条件じゃないということですね。

これがほんと厄介でですね。。
これの根っこもやはり親子関係なんですけど、
うーん。。言葉にするのは難しいな。。

アダルトチルドレンは世代連鎖するので
アダルトチルドレンの親もまた、
アダルトチルドレンだったりするんですけど、
それはどう言うことかと言うと、

自分も幼少期の親の愛情不足で育っていて苦労をしてるけど、その親もまた自身が幼少期の時は
愛情不足で育っていて、たくさん我慢をして
たくさん悲しみを飲み込んで生きてきて、
おじいさん、おばあさんになっているということで、

自分が自分で幸せになることを許可してない人間が他人や子どもが自分の人生を生きたり
自分の時間で幸せを感じるようになってくると
どこか置いていかれるような感覚になるのか
正義を振りかざしたり
心配って言葉を使って足を引っ張ったりするんですけど。。

それをね?人生の中で小さな出来事でも
繰り返し繰り返し行っていて、
条件付きの愛情、条件付きのコミニケーションだったりすると
〇〇をクリアした『ご褒美』としての幸せしかなくて、

それが大人になった時に自分が自分で幸せになることに対して
自らストップをかけてしまうことになるんですよね。

これ、ほんと言葉にするのがなかなかできなかったテーマなんですけど、

『自分の幸せすら親の監視下にある』ような感じだと思います。

親と一緒に喜べないことは幸せとは呼べないような感覚。。

これがね?大人になると
幸せを素直に感じられないから趣味や癒やしを仕事にしようとしたりして
ただ楽しむこと、ただ好きなこと、ワクワクすることに
仕事につながるとか条件をつけたりする人もいましたし。。。
私はその人が楽しいなら満足だったし嬉しかったんですけど
自分ひとりの幸せには罪悪感を感じているようなことを言ってました。。
その時は愛着の問題まで知識が追いついていなかったので
その人に特別声をかけることはできませんでしたが。。


私自身の場合は
パートナーに対して思いっきり出ました
まず相手を幸せにしないと
自分の幸せになっていい順番が来ない。
みたいな。。

自分以外の人の顔色が気になって
いつもほんのちょっと隣にいる人より
不幸な自分でいることで
バランスをとってるような。。

『自分のため』の幸せを
真っ直ぐ行動にできなくなってしまうんです

本来なら自分の力でそれぞれが
自分を幸せにすることに遠慮なんかいらないんですけど、
アダルトチルドレンたちは幼い時の刷り込まれた
親への崇拝や親への遠慮を引きずっていて、

自分が幸せになることをどこかで止めてしまっているので
自分は幸せになっていいと
自分を許してあげられることが
癒しの一歩かなぁって思います。


私はねぇ。
昔は真夏の自分にペットボトルのお茶を一本買うことにも躊躇するほど重症だったんですよ。
髪の毛も年に一回とかしか美容師さんに切ってもらわなかったり。。
洋服もよれてもくすんでも
穴が開くまで何年でもきちゃうような。。笑

でも旦那さんには誕生日プレゼントやクリスマスやバレンタインなどのイベントごとは欠かさずあげてたし、普段から感謝の気持ちを心から持っていて、私を好きでいてくれることだけ。。
そのことに毎日お礼を言いたいぐらいの気持ちだったんですよねー。
(病気。笑)

だから旦那さんがいないところで
自分だけランチするなんて考えもしなかったし、
自分だけ美味しいもの食べたり
自分だけ欲しいもの買ったりできなくて、

自分が欲しいものがあって
予算1500円とかだったとしても
旦那さんの欲しいものを聞いてそれを買ってから
子どもたちにもそれぞれ必要なものを買って
最後に自分に安心して買える。みたいな。。

めちゃくちゃ無駄なことしてたんですよね。。
今の私なら誰の遠慮もいらずに
欲しいもの買いますし
事後報告でも子どもたちは『いいね!』って肯定してくれるので。

でもそれだけ、
私は育ちの段階で
自分の気持ちを後回しにしながら生きてきたということなんです。

人の顔色をみて、
親の了承無しには何もしてはいけない様な。。

自己判断に後悔を植え付けられていたり
幸せに罪悪感を植え付けられていたり
条件付きの環境だったと言うことなんですけど

これも気づけば変えられますから。
自他の境界線が弾けるようになると、
『それぞれのタイミングで幸せを感じる』ことに許可を出せるので
『自分が幸せを感じてる時に
相手が同じ気持ちじゃなくてもいい』と理解ができるようになると思います。


自分の心理に向き合うと言うことは
言葉にすれば自分の無意識と向き合うことと同じなので、信じられないことの連続だったり
新しい気持ちの連続かもしれませんが
アダルトチルドレンはずーーーーっと
親のために自分の人生を生きてきた子なので。。

それが親から離れても親の幻想を恋人やパートナー、
配偶者に重ねてずーーーっと人のために生きてしまうので。。

それはね。優しく思いやりに溢れた素敵なところでもあるんですけど、
『自分の人生』を取り戻すのに
心理学と言う知識はかなり役に立っていると
私は思っています。

優しいアダルトチルドレンたちが
自分の人生を生きることに
罪悪感なく、幸せを感じられるようになるといいな。と思います。

私もやっと自分の人生が楽しくなってきた感じします。
時間はかかりましたけど
自分の人生に責任を持てるようになってきてるなと感じられるようになってきました。


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