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「君の名は」の新海誠ってもはやクリエイターじゃなくてマーケッターだろ

新海誠監督は「君の名は。」が爆発的にヒットして世に名前を知らしめることになったと僕は思ってます。ミーハーなので(笑)そんな新海誠ってまじで天才だなって思った瞬間がありました。


「君の名は。」の前にもすでに何本か作品を作っていた新海誠監督ですけそ、「君の名は。」が爆発的に売れて、”売れる映画”を作るコツを掴んだんじゃね?と言われてます。


直後のインタビューで「サービスをあと1、2回します。」っていう発言があって、その発言をしたあと、「天気の子」をまたしても大爆発させた感じなので売れるものを作ることにおいて完全にマーケッターじゃん!って僕は思っちゃいました。


商品と作品の違いについてなんですが、商品と作品の違いがわかれば今日の話は終了です。


作品はその人の作りたいものを形にしたもの、商品はお客さんが欲しいと思うものを形にしたものです。だから”いい作品=売れる”ということではないんです。ただめっちゃ難しいのが自分が売り出していくものに対する愛が強ければ強ほど作品性が強くなっていきます。商品を作る上ではそれが邪魔になる時もあるんです。


「自分はこうしたい」「こういうこだわりがある」という愛が商品に含まれると売れなくなっちゃうんです。


ファッションショーなんかがいい例で、パリコレとか世界的に有名なファッションブランドたちが参加してるファッションショーでモデルさんたちがきてる服ってまじで意味わかんなくないですか?あれが完全にファッションブランドたちのコンテンツ愛っていうか、作りたいもの作ったって感じですかね


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けど実際に市場で消費者が求めている持って、保温性が高かったり、安くてかわいいものだったり長持ちするものじゃないですか。あんなデザインの服いらないですよね


車とかバイクもそうで、レースでめちゃくちゃ速い車作っても、消費者はそんなもんいらないんですよw 速さよりは広さとか、燃費がいいものが欲しじゃないですか。


じゃあなんでファッションショーしてんの!?レースしてんの!?っていうとあれは企業の自己満ですね(笑)めちゃくちゃ速い車作りました!!!!とか斬新なデザインの服作れますけど我が社すごくね!?っていう会です。


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脱線するんで詳しくは別のブログで書くことにします。


話を戻すと、「サービスをします。」宣言は「お客さんが喜ぶものを作ります(自分が作りたいものとは若干ズレてますけど。)」的なニュアンスが含まれていると思いますw


けどそれってお客さんのニーズを完全に理解しきってるからこそ言えることで、新海誠が本気を出せば彼が作る映画全てがもう日本記録更新しまくっちゃう可能性があるってことです。一人ディズニーって感じです。


てなわけでいい作品といい商品は全くの別物ってことで、いい作品も作ることができるしいい商品も作ることができる新海誠監督は最強ですぅ。って言うお話でしたw


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作ったのものがたまたま市場にマッチすることってあると思うですけど。狙ってマッチさせるのは天才だなって思いました。今後新海監督が作る映画は彼の作品であって僕では意味わからんのやろうなぁと思います。一気にファンになりましたw

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