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◆長男(小3/9月)◆学年主任と担任が自宅にやってきた!

担任と学年主任がやってきた!

夕方16時
ピンポ~ン 呑気に 玄関のチャイムが鳴る
長男には 担任と学年主任が来ることを伝えていなかった
事前に伝えれば 「いやだ会わない!」と泣いて隠れていただろう

チャイムが鳴ってから「〇〇先生が 会いに来たよ」と伝えた
テレビを見ていた 長男は え・・・と固まっていた
長男「いい・・・ 会わない」

先生二人が 家に上がってきても
長男は 話すつもりはないらしく
先生の顔が見えない ベッドに入ってみたり
そわそわ動き回っている

学年主任はインタビュー上手!

学年主任は 50代のベテランの女性の先生だ
授業参観で 学年主任の教室を覗いた時も 
ニコニコして とても良い先生だなと思っていた
私の小学生時代に 担任をしてくれた 大好きなS先生によく似ていた

長男とはほぼ初対面だった 学年主任だが
そわそわして 先生の前に座ろうとしない 長男に
なんども 明るく声を掛けている

学年主任「長男君はさ 何が好きなの~? お~っ!歴史が好きなんだ」
並べられている 歴史漫画を 眺めながら言った
学年主任「じゃあさ 好きな歴史上の人物は だ~れ?」
長男「・・・え~とね、伊達政宗は最高にかっこいいと思う!
あ、家康がうんこ漏らした話は知ってるか!?」
学年主任「知ってる 知ってる~! 家康さ、戦いにビビッて
うんこ漏らしたんだよね(笑) 本で読んだことあるよ~
何を隠そう!実は先生もね 歴史小説が大好きなんだよ~」


だんだんと 長男の緊張も解けてきて
自分の好きな本を 持って来ては
次から次へと 先生たちの前に並べ始めた

学年主任の 心の開き方 すごい・・・・
学年主任は 先生独特の 上からな話し方ではなく
同じ目線になって 優しい表情で話してくれている

長男は 目をキラキラさせながら
歴史以外にも 大好きな「水木しげる」や[「スーパー戦隊」について 
楽しそうに おしゃべりを続けている
学年主任「先生ね 鳥取にある水木しげるロードに 行ってきたんだよ~」
と言いながら 鳥取旅行の写真を楽しそうに見せてくれている
どうやら 2人は 本当に趣味が合うらしい

学年主任「ねえ長男くん!体育はどう? マット運動とか!」
気が付くと 長男はマットレスを リビングに敷きはじめ
先生の前でクルクルと 前転を披露し始めた
完全に・・・ 長男の心を パッカーン!と開いてしまったようだ

学年主任「おおおおおおおおお!
では、〇〇選手!ヒーローインタビューです こちらのお席にどうぞ!」
な~んて言って(笑)
乗せられた長男は 先生の前にちょこんと座っている
先生すごいなぁ・・・と 私も感心しっぱなしである

長男は人気者!?

学年主任と担任は 楽しそうに話す長男の様子を見ながら
こう話してくれた
長男のキャラクターはおもしろく 
長男のおもしろい反応を引き出そう!と思って
友達が寄ってきてくれること
ただし心を開いていない 友達から距離を詰められすぎると
「寄るなー!」と なってしまうのではないかとの話だった
肌の合う子も 合わない子も いるのが
子どもにとっての 小さな社会(学校)であり
そういった子たちと どのように付き合っていくかも
勉強だなあとおもった

そして本題に入る

学年主任「〇〇くん おっもしろいなーっ!先生と趣味も合うしさ
休み時間に 先生のクラスにも 会いに来てよ~」
なんて声を掛けている
長男から
歴史の話、特技、係活動、食べ物の好き嫌いなどを聞き出した後
学年主任の話は 本題に入った

学年主任「それでさ 通級の先生が言ってたよ 
クラスに行くのがいやなだなって思ったら 通級教室においでって」
担任「そうだよ。通級ならどうかな」
長男「いいけど・・・。通級でいいんでしょ。」

先生は先生のプロである

学年主任とクラス担任は 結局 2時間も居てくれた 
時間を掛けて 長男と楽しく話してくれた結果
長男は 「通級になら行ってもよい」 と言ってくれた

いろんな先生がいるので 一概には言えないが
先生はやはり 先生のプロだと思った
親の私たちも 何度も本人に「通級にならいけるんじゃない?」
といっても 聞き入れてもらえなかったのに
先生方のおかげで なんとか 明日は行けるかもしれない
先生の力を信じて 頼ってよかったと思った


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