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カウンセリングのゴールとは?

去年10月に適応障害となり休職を経て、
今年の1月に復職。
二人の義娘を子育てしつつ、
旦那とステップファミリーを形成しています。

少しエネルギーが溜まってきて、
何か取り組む気持ちが高まった時、
産業医より、
認知行動療法への取り組みを進められました。
セルフでもできるし、
カウンセラーさんに考え方の癖を
教えてもらっても良い、とのこと。

カウンセリングは、
保険適応のところが少なく、
1時間の相場は5,000円〜8,000円くらい。
場所などにもよるのかな?
選択肢は大きく3つでした。

・病院の保険適応カウンセリング
・病院/クリニックなどの自由診療のカウンセリング
・大学などの相談室

通っていた心療内科の先生いはく、
この中で、
大学の相談室をオススメとのこと。
病院やクリニックは、
認知行動療法を専門に実施しているところが限られていて、
費用の割にカウンセラーさんの
得意/不得意がある可能性大。
当たり外れが激しい印象。

大学の相談室は、
広い知見の中で何がベストか審議しながら
進めてくれるとのこと。
ただし、
大学院生によるカウンセリングになる可能性があり、オブザーバーのような方も同席し、主に研究目的に運営されているとのこと。

表面は、
病院やクリニックが8,000円〜15,000円/回に比べ、私が通う大学の相談室は、3,000円/回です。

認知行動療法は、15回で完結など、
1〜2回で終わるようなものではなく、
継続が必要とのこと。

当たり外れが少なくて費用も抑えめなら、
選択肢はひとつ。

相談室では、
インテーク面接をして、
聞き取り内容と簡単な質問用紙に答えて、
カウンセリングを継続できるかどうか、
大学で協議されます。

そこからは、1-2週間に一度、
カウンセリングを受けに行きます。

前置きが長かったのですが、
カウンセリングのゴールとは?
個人的には、
「自分の考えの癖を知ること」
「カウンセリングを通して気づきを得ること」
それで、自分一人でも
癖が出てたら考えを方向転換して
しんどくならないようにケアすること。

カウンセリング2回での気づきは、
長年、心因性の咳が出るのですが、
緊張する場面(会議前やプレゼン前や初面談など)で咳込みがひどくなり、
しんどさが増す。

ただし、
あらかじめ内容を知って準備できていたり、
不安な点が解消されている時は安心して臨めるのか、しんどさが違います。

予め、不安な点は確認することで咳が出にくくなることに気づいたことで、事前確認をしっかりするようになって、想定外の結果が待ってた、ショック、どうしよう?みたいなことが少なくなりました。

2.1時間の打ち合わせが2時間半になり、
相手にリスケしましょう、とか
次回に持ち込みましょう、
今日はこのくらいにしましょう、
予定があるので終わります、
とか言えなくて、
相手の時間ももらってしまったし、
私も咳が止まらなくなってしんどくなってしまった。

一日中、このことについて、
何で早めに切り上げなかったんだろう、
言えなかった私が情けないな、
どうしていつも言えないのかなって、
反芻思考が始まってしまう。

気づいたことは、
この反芻思考によって、
しんどさがさらに強くなっていること。
自責感があって、カウンセリング中も
しんどくて咳き込んでしまって。

本当はどうしたかったのか?
どうあれば良かったのか?考えて、
これにもあんまり時間をかけない。
反芻思考が始まっていたら、
本来、考えるべきことはなんだったかな?
やるべきことはあったかな?
と、目の前のことに戻る。


あるべき姿は、
後悔や反芻思考じゃなくて、
仕事内容の進め方だったり、
どんな改善をしていくか、などであり、
本来の目的に頭を使ったり、
行動すること。

カウンセラーの方と話をしていると、
上記のことを明確に言葉で言われるわけではなく、
あれ、もしかして!?って、
自身で気づいていく。

そして、何で適応障害になったか?
今まで他人に頼らず、
独学や一人で何とかしようとし過ぎて、
しんどくなったのだと思う。

カウンセラーの方が気づきを促してくれて、
考え方が楽な方へ促されているのがわかる。
第三者に頼ることがこんなに大事だったなんて。

もし、一人で、
ネットで調べたり、
色々と試してうまくいかなくて
しんどくなっている人がいたら、
もっと周りにしんどい!って言っていーよ。
周りに言えなかったら、
お金払ってカウンセリング受けるのもいいし、
無料でオンラインのカウンセリングしてくださる方もいる。

しんどさは変わらないし、
日常も変わらないけど、
新たな気づきが自分を少し楽にしてくれる。
悪くないです。

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