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マイナスのイメージは未知だから。楽しすぎたメキシコ旅

メキシコに行く前は、何だかとてもこわいイメージだった。特に他の北米、カナダやアメリカに比べると、全く違う。言語、食べ物、衛生面、治安、どれも未知で、だからこそ怖い。そう思っていた。

治安面では、強盗やスリにあった話もリアムタイムで聞いた。もちろんいつもより、気をつけないといけない。でも、それだけで、メキシコに対してマイナスのイメージが先行して欲しくない。この国は色んな面で、魅力で溢れているから。

街並み、雑貨、食、アート、自然、遺跡、そして人、どれもこれも面白かった。メキシコは広い。つい長居してしまう、そんな国だ。

◇ ◇ ◇

私は2年前、メキシコを1ヶ月くらい旅した。飛行機でメキシコシティに入国した時から、アジアに似たような活気を感じ、入国前に抱えていた不安は、いつの間にか小さくなった。不安があった場所には、ワクワクがドンドン入っていく。

初めての場所に着いて、景色や人々、空気を感じて、知っていく。その過程が好きだ。旅に慣れた今でも変わらない。

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このメキシコ旅は、初めてが沢山あった。初めてのスペイン語圏。今まで英語で問題なかったコミュニケーションが、通じなくなる。言語の壁を感じる。と同時に「この不自由こそ旅だ」と、少し楽しくなる。

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そして初めて日本人宿に泊まった。異国で出会う日本人は、本当に安心する。こんなに日本人、旅してるのか!初めはビックリした。ブログを書いている人だけじゃない、多くの旅人が、そこにはいた。日本語での情報交換。都合が合った人と、一緒に観光地をまわったり。

メキシコに着いた翌日、同室になった人と3人で、ティオティワカンという遺跡を見に行った。メキシコシティから1時間ほど、メトロとローカルバスを乗り継いで行く。

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その道中も、とにかく楽しかった。初めての場所はいつも不安だ。でも、1人ではないだけで、こんなに安心感があるのか。

遺跡はその大きさに驚いた。月のピラミッドと太陽のピラミッド。上まで登った景色は最高の一言。古代の人がなぜ作ったか、謎に包まれているけど、単純にこんな大きなものを作った技術がすごい。

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その後、宿の近くの屋台へ行った。ご飯、おいしすぎる。この感動を伝えたくて、分からないながらも、スペイン語で現地の人とコミュニケーションをとる。メキシコ人は陽気で気さくな人が多い。

オーナーと話が盛り上がって、写真を撮ろうとなった。カメラを構えると、通行人がどんどん参入していく。最後は10人くらいで記念写真。みんな自分のスマホを出して、この思い出を残そうとする。撮影大会は想像以上に長引いて、終われば皆んなでハイタッチ。あ、メキシコ好きだ、と改めて思った。

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いい人もいれば、もちろん悪い人もいる。完全に気を許すことはない。でもここで出会ったメキシコ人達は、私が事前に抱いていたメキシコのイメージを塗り替えてくれた。

知らないからこわいだけだ。実際に自分の目で見て、話して、感じれば、身近になる、親近感を湧く。事前情報はもちもん大切だけど、実際に自分で体験したものに勝るものはないと、そう思う。


(メキシコについてアートや雑貨や、他のことも書きたいけど、書ききれないです。)


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