脱サラ個人事業主に欠けている「時間ではなく能力を売る」考え方とは?

こんにちは。脱サラ個人事業主のけこはです。
僕は29歳の時に脱サラし、個人事業主になって2年目なのですが、最近ものすごく違和感を覚えたことがありました。

それは、自分の中でサラリーマン的な働き方が抜け切れていないのではないか?ということです。

現在私は先輩に経営資源や知見をお借りしながら事業を営んでいるのですが、毎日の業務について指示を仰ぐことが多かったり、また定時出退勤で回していたりします。

そしてふと気づいたんです。「これってサラリーマンの時と同じじゃね?」と。笑

必要なステップではあると思うのです。現時点で経営資源のない自分が経験を積ませてもらって、ゆくゆくは自前のものをこしらえていくために。

ですが、今の働き方をすればするほどに、将来的な独立という形が遠のいていくように感じたのです。
このような違和感を抱いてからは、夜寝付けなったりと悶々とした日々を送っていました。

そこで、寝られない夜にスマホで調べてみたんです。「サラリーマン思考から抜け出す方法」「個人事業主に必要な考え方」などなど。

そこで見つけたのが、「時間ではなく能力を売る」という考え方でした。

これまでの自分は、依頼された仕事に対し、かかる時間はこれくらい、だから時給単価はこれくらい、というように、作業時間を前提に仕事をこなしていました。

ですがこの考え方だと、苦しくなってくるのです。なぜかというと、極めて受動的だからです。注文を受けて、受託の可否を回答して。別にこのような仕事の仕方が嫌だというわけではないのですが、「やらされ仕事感」が強くなってしまい、辛くなるのです。

しかし、能力を前提とした仕事のやり取りを意識するとどうなるか。依頼された仕事に対し、先方の期待を理解した上で、自分の能力と照らし合わせて可否を判断します。求められたものを最短で提供するためにどうすればいいか、そういったことを考え始めます。これは極めて主体的な行動です。

一日の段取りを決めたり、時間をフレキシブルに設定したり。そうすることで、自分に合った仕事の形を模索しながら確立していけそうだという手ごたえを感じています。

私が先方に売るべきは時間ではなく、成果物であり能力なんだと気づいたとき、すごく気持ちが楽になりました。仕事の主導権を取り戻したような実感を得ました。すると、その後は夜も穏やかに眠ることができました。笑

私の最近の発見に関する話は以上です。
スマホで調べているときに見つけたことばがあります。「自分を大切に思えることが人生の目的である」「誰かに認められようとするよりも、自分はこれでいいと自分を認めたうえでもっと頑張ろうと思うエネルギーが自分を前に進めてくれる」そして、「本当の意味で人からの感謝を受け取って、その感謝で自分を満たす」ということ。

これはまさに、人生の主導権を自らが握ることを意味しています。
今後も様々に試行錯誤しながら、自分にとって最善の働き方、そして生き方を模索していけたらと思います。

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