【読書】メンタルが強い人がやめた13の習慣

はじめに

こんにちは、KENです。

今回は「メンタルが強い人がやめた13の習慣」を読んだので色々書いていきたいと思います。

このメンタルに関するところで悩んだことのない人はほとんどいないのではないかと思います。起こった出来事や人間関係、発した言葉などで心が大きく揺さぶられることはよくあります。

筆者も過去には適応障害にもなり半年ほど休職したりしていました。それこそ人間関係や仕事の進め方でソリが合わず、相手が先輩と言うこともあり、なかなか言いたいことも言えずに溜め続けるばかりで最後には爆発したような感じでした。

そこから回復はしましたが、いまだにメンタルが強いとは思いません。普通に落ち込みますし、人の視線は怖いし、緊張しまくりますし、、、

なので今は、メンタルが強くなったと言うよりも、メンタルを崩さないための方法を身につけたと言う方が正しいと思います。

この本についても同様です。タイトルには「メンタルが強い人が〜」と書かれていますが、モデルとして出てくる方々も決してメンタルが強いとは言えないでしょう。しかし、そこから考え方や捉え方を変えることで、メンタルが強いと言われる状態になることができたが真実だと思います。

メンタルに対して少しアプローチの仕方が違うのも面白い一面ですし、メンタルに悩みのある人にはぜひ1度目を通してもらいたい本です。

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メンタルが落ちるとき

みなさんは普段、どんな時にメンタルが落ちたと感じるでしょうか?

何かを成し遂げようとしてうまくいかなかった時や、期待した通りの結果にならなかった時、ミスをしてしまった時など本当に多くの瞬間があると思います。

その中でも大きな部分を占めていると思うのが、他人と比較した時です。

身近な人が上手くいっている時に自分が上手くいっていないとよく落ち込んでしまうのではないでしょうか。自分はできない人間だと決めつけてしまいたくなることもあるでしょう。

それに、今このネットが大きく発展した現代では、上手くいった人や成功体験がひっきりなしに流れてきます。つまり、いい結果しか目に入らない状態になっています。

それもそうですよね。ネットの世界でもそうですが、人に見られて認知されることが前提になってくるので、注目を集めるために刺激的で甘い香りのするエピソードや話が中心になるのはある程度仕方のないことです。

普段の生活においても、成功が溢れている世界で「上手くいっている人」を意識しないのは難しいと思うんです。わかりやすい指標があれば目標にせずにはいられません。人は簡単にわかりやすい方へ流れていくものです。

しかし、ネットでもリアルの世界でも、結果を出している人って表に出ている以上に時間をかけて努力していたり、実は他にもいろんな方法を試した上で自分に合ったものを見つけて続けていたりするので、今、目の前に見えていることが全てではないんです。

その裏にある見えていない努力や試行の数を想像せずにいれば、自分が結果の出なかった時に自分を追い込んでしまうことになります。あの人はできているのに自分ができないのは能力がないからだ、才能がないからだと自分のことを責める結果になりかねません。それでメンタルを壊してしまうのは本当にもったいない。

そうじゃないんです。大事なのは、そう言う方法があることを知った上で、小さく試してみること。そして試しているうちに自分に合うのか、楽しいのか、普段の生活に組み込んでも続けていけるのかを判断することです。

あなたが結果の出している人になる必要はありません。あなたが結果を出すことの方が何倍も重要なのです

他人はあくまで他人でしかありません。あなたは唯一無二であり、他人の真似をしても同じ結果になるとは限りません。あなたなりの結果が出せればいいのです。それがもし自分の満足のいかないものであれば、方法を改善したり、掛ける時間を増やしてみたりして少しずつ変えていけばいいのです。

その繰り返しこそが最善の結果に結びついていく最短の道になります。人それぞれ個性があるように、あなたの個性に合った方法が必ずあります。月並みですが、試し続けない限りいい方法が見つかることもいい結果が出ることもありません。

冒頭にも書きましたが、メンタルが落ちるときの大部分は他人との比較によって見える「差」が明らかになることによって生じます。

ただ、「差」があることは間違いなく良いことです。大事なのはその差をどうやって埋めていくかを自分なりに考えて小さく行動して変えていくこと。そしてその繰り返しです。人と同じ方法で結果を出す必要はありません。

あなたなりのあなたの結果を出すことに集中しましょう。


最後にメンタルが強いとは?

そもそもメンタルが強いとはどう言う状態でしょうか?何があってもへこたれず落ち込むことがない、常に元気でいることでしょうか。反対にメンタルが弱い人とはちょっとしたことで気持ちが落ち込んでしまう人、人から言われて意見を変えてしまうことなのでしょうか。

私はどれも違うと思います。メンタルの上がり下がりを強さ弱さと言うのではなく、「自分の考え価値観に従うこと」こそがメンタルが強いを言えると思います。

あなたが行った行動に対して、「どうしてそれを行ったのか」をきっちりと話せること。どのような理由や背景があって行動したのか、自らの思考をアウトプットできること。

そして、時に間違っていると気づいたのならば謝罪もでき、柔軟に意見を変えていけること。それこそがメンタルが強いと言えるのではないかと思います。

自分の判断軸を持ち、人に言われたとしても何も考えることもなく意見や態度を変えるのではなく、吟味して本当に変える必要があるのか変えた方がいいのかを考えること。そのプロセスを経た上で自分の行動を自分で決めることができる。

この自分の軸で判断して行動していけることがメンタルの強さの根源になると思います。





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