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PILOの紹介と絵のレッスンの成果

マイキャラのPILOが誕生!

絵描きの旦那さんの指導のもと、初めて自分で生み出したキャラ。一週間のレッスンも頑張ったから記録しておきたい。

描けば描くほどうまくなるってホンマやった!


絵を描き始めてずっと思っていること。それは、

世界中の絵描きさんをリスペクト!

絵なんか簡単に描けると思ったけど、まっすぐな線を引く、バランスよく全体を描く、キャラのポーズを表現するのって難しい。やってみないとその大変さは分からないものだな。

才能で描ける人もいるのかもしれないけど、多くの人が努力の積み重ねなんだ。「才能」っていう言葉で、ひとまとめにするのは少し失礼な気がした。

PILOの紹介

ピロフィール🐿

自分が考えたキャラが形になって、表情やポーズを描けるのが楽しい。愛犬や我が子を「一番可愛い」と思う気持ちが理解できる。他のゆるキャラも、どんなイラストも可愛いけど、やっぱりPILOへの愛情は惜しみなく溢れる。親ばか?

PILOを作るキッカケ

旦那さんが、裏紙に落書きをしていた時のこと。彼はすらすらとペンを滑らせて、あっという間に絵が完成していく。

これが落書きなのか😲

私も絵を描くのは好きだから、彼の絵の隣や紙の隅っこに落書き。

へんてこゆるきゃら😂

これでも可愛いけど、カナヘイさんのうさぎ、ごろごろにゃんすけみたいに描けたらいいのに。自分の頭にあるイメージを正確に描けたら楽しそう。

「私も自分のゆるキャラを作ってみたい。それをnoteのアイキャッチ画像とかに使ったら、めちゃ可愛いと思うねん。」

旦那さんに何気なく言ったら、キャラを作る方向に話が進んだ。

  • 何のどうぶつにするのか

  • どんな見た目にするのか

  • 名前

  • 性格

  • 好きなもの

を、旦那さんと一緒に考えた。自分の頭の中でキャラが出来上がっていく過程が楽しかった。

リスにしたのは、リスが好きだから。私が住むカナダのウィニペグには、そこら辺にリスがいる。

私は外に出てリスを見つけると、近づいて写真を撮る(お触り禁止)。あのまん丸いお尻のライン、ふさふさそうな尻尾、木の実をカジカジしてる姿が愛らしくてたまらない。

人が近づくとリスは木の上に登る。早く逃げればいいのに、木からこちらを見下ろして来るのも可愛い。野生のリスはすばしっこくて気性が荒い。「キィ!」とやたら甲高い警戒音を発してくる。

名前の由来

実際のリスとは正反対で、私が作ったPILOはのんびり屋さんだ。食べるのと寝るのが大好き。私自身の性格を反映させたかった。

PILOという名前は旦那さんのアイデアで、「PILLOW(枕)」から来ている。寝るのが好きなPILOと、古典の『枕草子』が好きな私。それをかけ合わせてできた。

尻尾をふかふかベッドにして💤

一週間のレッスン記録

絵を描く前に大事なことを教えてもらった。

絵を描く上で欠かせないことは、

  • 観察する

  • 想像する

  • 描く

そして、絵は描けば描くほどうまくなる。

この言葉を信じて、一週間のレッスンをスタート。描き始める前に生き物の骨格の話、ポーズや動きの話を簡単に教えてもらった。

Day 1:丸の練習

まる、まる、まる⭕

いきなり完璧な姿を目指すのではなく、絵にも下書きというものが存在する。その大切さをよく分かっていなかった。

骨格を意識しながら丸で生き物のかたちを描いて、と旦那さんに言われた。「ただの丸やろ〜。簡単!私を侮っているな」と得意げにペンを握ったら、彼は意味ありげにフフと微笑んだ。

 3つくらい丸を描いてビックリ。
 ただの丸ってこんな難しいの?

常に同じ大きさと形の丸が描けないし、体のバランスも歪んでいく。これがこのままキャラになるのは不格好に違いない。絵を侮っていたのは私の方だ。

ネットでも調べてみると、絵を描く初心者の人はまず丸を描く練習から始めるんだとか。それが基礎みたい。基礎を学ばずして、上達は無しか。

Day 2:直線の練習

直線が嫌いになりそう😑

この日は大好きなカナヘイさんのウサギを模写。何だかバランスが悪い…。改めて旦那さんにポーズや骨格の説明をされる。そしてなぜか私が描く絵は中心がズレている。バランスを調整できるように直線の練習。

 なんだこれ!
 丸より難しい。

まっすぐ引くだけやのに歪む。旦那さんはシャッ、と流れるように直線を引く。私は一時間ひたすら直線を引いても、歪んではまっすぐになるの繰り返し。最後らへんはヤケクソ。

Day 3 : PILOを描く

旦那さんがスラスラ描いたPILO案🐿

直線と丸をひたすら描く作業が楽しくなくて、心が折れそうだった。旦那さんも気を使ってくれたのか、この日はPILOのキャラデザインを考えることに。

私が「可愛い」と思うキャラはモフモフしていて、丸くて抱きしめたら柔らかそうなのがいい。顔は見てるこっちが癒やされそうな感じに。

旦那さんと2人でアイデアを出し合って生まれたPILO!このキャラが動いたらもっと、絵を描くのが楽しくなりそう。

Day 4: 色んな角度のPILOを模写

ほっぺがむにって潰れてるの可愛い❤

旦那さんがPILOの色んな角度を描いてくれたから、それを模写。体と頭のバランス、体の傾き、尻尾の位置を描くのが難しかった。絵だけでなく、どんなこともバランスが大事。

Day 5: PILOを左右対称に描く

絵を描かないと意識しなかった骨格🦴

初日からずっと線が歪み、生まれたPILOの体の線もアンバランス。左右対称に描く方法を教えてもらって練習。

横向きのPILOは何だか前のめりになっていたのは、背骨のしくみが分かっていなかったからか。直してもらったら生き物っぽくなった!すごい。

Day 6, 7 : お題のポーズを描く

色んなポーズを描けるようになりたい❤

レッスン6日目が一番大変だった。お題のポーズを描くのは楽しかったけど、何も見ないまま想像するのは難しい。たった8つのお題なのに、レッスン時間内で描けなかった。

腕立て伏せと正座は、自分が実際にそのポーズを取った。想像と全然違う!腕立てしたら、足はこうなるのか。正座したら、足の曲がり方はこうなるのか。普段何気なくしている動作でも、意識すると色んな発見があって面白い。

この日以降は、PILOの色を決めた。スマホにも対応している「Medibang(無料版を使用)」というお絵かきアプリを入れて、PILOの色付け。最近は何でもスマホでできるんだな。

スマホでは線の修正を指でするのは難しいから、100均で買ったまま眠っていたタッチペンを引っ張り出してきた。作業がスムーズになって、細かい線もキレイに直せる。絵もアプリの使い方もまだ慣れないけど楽しいな。

自分の作ったキャラをnoteのアイキャッチ画像に載せるっていう、目標が達成された😊これからもアイキャッチにPILOを描いて、登場させようと思う。

【Special Thanks】
旦那さん。ありがとう。


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