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自分交換ノート、これからもよろしくね

去年の1月から自分交換ノートを書いている。これは自分とお話するノート。今年3冊目に突入して、過去の2冊を読み返してみた。

著しく成長するのは子供だけかと思ったけど、大人も1年で心が成長したり変化したりするんやな。

写真右の赤いメモ帳が初代、ピンクが最新。

このノートを始めてから、「自分なんてどうでもいい」と思わなくなった。交換ノートを始めるキッカケは、「お腹すいた」と「眠い」以外で私は何を考えているのかを知りたかった。

自分を蔑ろにしてきた分、これからは自分の心の声を聞いてあげたい。

ノートにはとにかく何でも書く。ムカついた、悲しかった、悔しかったなどの感情(理由と解決策付き)、トイレしている時にふとひらめいた言葉、寝る瞬間に思ったどうでもいい考えとか、日常生活の中ですぐ忘れてしまうことも書き留める。2,3ページ書く日もあれば、1行の日もある。ルールは設けず、自分が何を思っているのかを意識する。

自分で読み返して笑ったやつ。

ビックリしたんやろうな。書かずにはいられなかったみたい

卵も割ろうとシンクにカンカンやり続けて、「これ、ゆで卵やん!」とひとりノリツッコミしてたのを思い出した。これに関連して、生卵をおでこで割ってみようとした。いや、痛い!固い!割れたらドロドロになるから、割れなくて良かった。これはちゃんと生卵だったよ。

こんなページだってある。

初めてペンを持った子供の落書きみたい。

自分でも何書いているのか分からないけど、とにかく苛立って、悔しかったのは覚えている。文字に残すのは嫌だけど、自分の中で消化できない時はこういう表現もありだな。

これまでも感謝ノートとか、良いことノートとか作ったけど続かなかった。私は嬉しい出来事は心の中で余韻に浸るのが好きみたい。ノートには人に言えない、SNSには書けないことを書く。だけど人の悪口は書かない。あとで読み返して嫌な気持ちを思い出したくないから。

ノートを続ける内に、ウジウジと卑屈になる闇Maiとも向き合えるようになってきた。

一冊目と同じ悩みを何回も書いているのが気になって、「なんで私はこう思うの?」や「私はどうしたいの?」と闇Maiにも聞くようにした。彼女は疎ましい存在ではなく、恐怖、不安、トラウマから心を守ってくれたりもする。その声をちゃんと聞いてから、「どうせ私なんて」と思うことが減ってきた。

人と比べる、卑屈になる、人に嫉妬する時は大抵、「私はどうしたいの?」に目が向いてない。

生活の中で悔しいこと、モヤっとすることがあるけど、感情だけに振り回されずに成長材料として、うまく糧にできている気がする。

自分交換ノート、いつもありがとう。これからもよろしくね。


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