ずっと蓋をしていたネガティブな感情

最近は辛い、悔しい、悲しい、ムカつく、というネガティブな気持ちも吐き出すことにしている。

引き寄せの法則信者だった時は「ネガティブな感情は全て、排除。感じても見なかったことにしよう」と思っていた。だけど悲しみや怒りを溜め込んで、自分を不幸にしていた。

引き寄せの法則信者を卒業しても、ネガティブな感情にフタをしてきた。名残というか、クセがついていた。人間やからアップダウンがあるのは当然で、ネガティブな感情も自分自身の一部と認めないといけない。どこかでちゃんと自分の感情に向き合わないと、何回も同じところで怒ったり、辛くなったりする。このままでは本当の意味で、引き寄せの法則信者を「卒業」したことにならない。

単に「ムカつく」、「うざい」と発するのではなく、自分は何に対して怒っているのか、悲しいのか、悔しいのかをハッキリさせる。「何がどう」悲しいのか、苛立つのかを考えると、その感情の解決方法も分かる。最初は、自分が何を思っているのかを見つけ出すのも難しかった。

でも一度向き合うと、肩の重荷を降ろしたみたいに楽になる。最近の私は怒りを感じたり、悲しくなったりしたら「できない自分がムカつく！」、「できない自分が悔しい！」って一度声にする。

感情が落ち着いたら、「どうしたらできるかな？」を考える。それの繰り返しで、少しずつ人間関係も変わって、自分の心や考えていることも見えてくる。