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カメラ慣れした動物たち:カナダのウィニペグの動物園レポ

カナダのマニトバ州ウィニペグのアシニボイン動物園に旦那さんと行ってきた。

印象に残ったことは、動物たちがサービス精神旺盛なこと。カメラに寄ってきたり、ポーズを決めて静止してくれたりする。動物たちは朝のうちは寝ていたり、隠れていたりするかもと聞いていたけど活発だった。いいカメラショットをくれた子たちを紹介。


まずは…

スノーレオパードユキヒョウ

動物園に行く前に園内マップを見て、旦那さんと一番見たい動物を教え合った。私はスノーレオパードで、旦那さんはオオカミ。

スノーレオパードは、手を伸ばせば届きそうな位置でこちらを見ていた。モフモフそうで可愛い。ヒョウよりも丸みがあるように思うし、尻尾も長くてフワフワしてそうで、表情も穏やかに見える。

一番見たかったスノーレオパードより、気に留めていなかった動物たちにテンションが上った!

オオカミ

旦那さんが見たがっていたオオカミは3匹もいた。寝起きなのか元気がなかったけれど、私たちの近くまで寄って来た。カメラを向けると静止してくれた。「撮っても良いよ」という感じで。

あとでボランティアの人に聞くと、オオカミ3匹の中の1匹は映画に使われていたらしく、リタイアしたからこの動物園にいるそう。忙しいショービジネス界から離れ、余生は静かにのんびり過ごしているみたい。旦那さんは「食事付きで安全を確保されて、彼らにとってここは最高のリタイアホームかもしれないね」と言っていた。

他にも怪我や病気、様々な理由で保護された動物たちがいる。

トラ

トラは息遣いがはっきり聞こえる距離にいた。思っているよりも大きい。重量感のある足取り、鋭い眼光は迫力がある。何度も私たちの前を往復してくれたから、しっかり目で見て、カメラにもばっちり収めることができた。Twitter(X)に動画を投稿。


トラが水に入っている姿は、温泉に浸かっているおじさんみたいに見えた。お昼過ぎにもう一度見に行くと、こちらに背を向けて、遠くの方で寝ていた。

レッサーパンダ


手足をダラ~ンとさせたレッサーパンダが可愛すぎる!微動だにしなかったから、私は旦那さんに「あれ、ぬいぐるみちゃうやんな?」と真剣に聞いた。このエリアはちびっ子や女性たちに大人気だった。私も2回見に行った。私はげっ歯類が好きだけど、この日からレッサーパンダも好きになった。旦那さんが前に描いてくれた絵と似ている。

サル

ちびザルたちは目がくりくりしているのが、愛らしい。手長ザルは長い手を器用に使って、木から木へ飛び移るのを見せてくれた。みんなが歓声をあげるのを分かっているのか、アクティブに動いていた。

シロクマ

ウィニペグの北にある「チャーチル」という町では、野生のシロクマが見られる。動物園のシロクマのエリアは特に力が入っている感じがした。敷地も広く、シロクマレスキューの資料館もあった。

せっかくウィニペグに住んでいるのだから、シロクマは見たい!どこにもいなくて諦めていたら…

いた!

このシロクマはちびっ子が好きなのか、ケージの前でじっとしている。

シロクマも大きいのは知っていたけど、間近で見ると迫力満点。ハリウッドスターのシュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)のような屈強そうな人でさえ、シロクマを前にしたらワンパンで倒されそうだと思った。シロクマの丸いお尻と手足が可愛い。

チンチラ

ハムスターサイズだと思っていたら、ウサギやモルモットくらいの大きさもあるんだな。このチンチラはふてぶてしくて可愛い。何時間でも見ていられる。

身の危険を感じる生き物

タランチュラ

あつ森で見るタランチュラそのままだった。本能的に「危険」と感じさせる見た目と大きさ。手のひらくらいのサイズはありそう。そんなクモが目の前に来たら、と想像するだけで鳥肌がたつ。実際の写真を撮り忘れた。

あつ森にもいる
実際にもこうして物陰にいた

拍子抜けした動物

バイソン

バイソンはマニトバ州の象徴動物になっている。マニトバ州のロゴの横には、バイソンのシルエットが入っている。動物ドキュメンタリーでは、バイソンはオオカミを振りほどいて、ムッキムキのオス同士がぶつかり合う強いイメージだったんだけど、動物園のバイソンたちは牧場の牛なみにのんびりしていて拍子抜けした。いや、でも、本気出したら君たちも強いよね。

暑い地域の動物はいない

ライオンやゴリラなど、暑い地域の動物はいなかった。冬の一番寒い時で、気温がマイナス30度になるウィニペグで生きるのは大変なのかもしれないな。

記念にゲットしたもの

どこかに行ったら、記念にマグネットとキーホルダーがほしくなる。レッサーパンダのぬいぐるみが欲しかったけど、動物園じゃなくても買えそうだ。レジの前に動物園のロゴが入ったレッサーパンダキーホルダーを発見!マグネットは、この日見た動物たちが描かれていたからこれがいいなと旦那さんと決めた。

感想

  • 動物園は朝早くに行って良かったのかもしれない。動物が活発で、手の届きそうな距離で見られた。昼からは暑くなっていたから、動物は日陰で寝ていたり、隠れていたりした。

  • 動物にも都合があるからがっつかないようにしよう。私は意識の矢がやっぱり強くて、動物が踏み込んでほしくない距離まで近付くから逃げられてしまう。私は動物カメラマンにはなれないな。

  • あつ森がしたくなる。タランチュラや爬虫類が展示されているところは、あつ森の博物館みたいだったから、あつ森の博物館にも行きたくなった。

  • さいご、熱中症を甘く見たらアカンと思った。私は軽い熱中症になった。ウィニペグは湿気が少なく涼しいから、熱中症にはならないと甘く見ていたことを反省。木陰で休憩して、タオルを水に濡らして頭に乗せて、水をよく飲んだ。その後、アイスクリームを買ってもらえた。それ食べたら一気に体が冷えて、元気になった!

次回のnoteは、ここに載せられなかった他の動物やガーデンの写真をまとめる予定。

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